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今回はVol.1でもご紹介した機器のバリエーションについて、
実車取材時の写真を織りまぜて、ご覧頂きましょう。

photo アフタークーラー
コンプレッサーにより作られた圧縮空気が高温となるため、空気ダメに送る空気を冷却する機器です。
初期車は、らせん状の冷却管が太く水平(横向き)に取り付けられていました。
1960(昭和35)年増備車からは、冷却効果の向上を図り、冷却管が細く本数が多いものになりました。取り付け方向は垂直(縦向き)となり、位置も変更されました。
製品では、このアフタークーラーを作り分け、前期型には横形を、後期型には縦形のタイプを装着します。
写真は後期型のものです。
フィルターカバー
側面にズラリと並ぶフィルターカバーは、当初アルミを打ち抜いた十文字タイプのものでしたが、1961(昭和36)年以降の増備車から、写真の様なステンレス製のフィルターカバーに変更されました。それ以前の車両でも交換された車両がありましたが、転属などの過程において、再び十文字タイプに戻った車両や、新旧入り混った車両など、様々な車両がありました。
Vol.1 参照><
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photo 煙道
煙道は、排気ガスをファン直前まで誘導するために設けられ、その全長は4600mmと、長いものでした。しかし、排気抵抗が大きく、高温と排気のために煙 道のみならず車体の屋根も腐食が進んだことから、1964(昭和39)年以降、短小化改造が全車両に施されました。
写真は、現役の頃の535号機の煙道で、改造後の短い姿です。

2回に渡って実車について紹介してきました。。いかがだったでしょう。
次回は、いよいよファーストショットの登場かッ?!!  
乞うご期待 !
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