photo title

いよいよ発売が迫る『DD51-1000形』。
今回は『JR北海道色』をメインに
各部のこだわりをご紹介いたします!
2016.03.24.up

photo
 JRに引き継がれたDD51形は、各社でさまざまなカラーバリエーションが誕生しています。JR北海道に所属する1000番代は、当初は標準色でしたが、寝台特急「北斗星」の登場に合わせて、1988(昭和63)年夏頃から順次、青を基調としたカラーリングに変更されました。塗色変更は約1年ほどで完了し、この塗装はJR北海道のDD51形を象徴するものとなり、「北斗星色」とも呼ばれています。
 製品では、この『JR北海道色』と共に、JR西日本所属で標準色をまとう『暖地型』をスタンダードモデルとプレステージモデルで発売いたします。プレステージモデルは、主要な手すりなどに金属製パーツを使用し、各部の質感を高めています。
photo DD51形の外観で一番の見どころと言えるボンネットの前部には、上部にラジエーターファン、側面にはラジエーターカバーが取り付けられています。ラジエーターカバーは、0・500~700番代及び1000番代の1051号機までと、800番代の885号機までは一体型(金網が3ブロック)、それ以降は2分割型となっており、製造年次によって差異が見られます。さらにJR北海道車の特徴として、前面の手すりには同社特有の大型ヘッドマーク用のステーが取り付けられています。
 いずれの製品も、ラジエーターファンをエッチングパーツで実感的に仕上げています。側面のラジエーターカバーは2分割型とし、大型ヘッドマーク用のステーや手すりの形状はもちろん、ステップに至るまで実車の特徴を捉えています。
 「A寒地形」のDD51形は、前面窓が旋回窓となっているのが特徴です。また、1986(昭和61)年からはDD51形全機を対象に列車無線アンテナが取り付けられ、SG付の車両は2エンド側の助士席側の前面窓上に張り出す形で取り付けられました。
 『JR北海道色』では、「A寒地形」の特徴を捉えて旋回窓を再現しています。また、『暖地型』も含めて、ひさしが一部欠き取られて、独特の取り付けられ方をしている無線アンテナも細部まで作り込んでいます。
photo
最後の定期運用となった夜行急行「はまなす」も、この春に運行が終了。
活躍の場は減ったものの、今も走り続ける「DD51形」。
単機でも重連でも楽しめますので、ぜひお手元にいかがでしょうか!   
[戻る]
[進む]
Copyright. 2016. TOMYTEC