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先月発売いたしました『DD51-1000形』。
今回も引き続き、同製品の細部をご紹介いたします。
2016.04.28.up

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 国鉄からJRに継承されたDD51形は、所属会社ごとで改造に伴う差異が見られます。JR西日本に所属する同形は、屋根上のSGダクトが撤去されている車両がありますが、JR北海道に所属する同形はそのままの状態になっています。
 製品では、『暖地型』はSGダクトが撤去された姿(写真左)を、『JR北海道色』はそれらが残る姿(写真右)をプロトタイプとしています。なお、いずれもSG搭載側の固定窓をすりガラスで再現しています。
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 反対側の側面をご覧ください。他にも所属会社ごとの差異として、JR西日本に所属する同形はタブレットキャッチャーやその保護板が残っていますが、JR北海道に所属する同形はそれらが取り外されています。
 製品ではそれらの違いも再現しており、『暖地型』と『JR北海道色』で作り分けています。さらに、いずれもキャブ内はシースルー構造(写真左)としていますが、お好みに応じて付属の補助ウエイトをキャブ内に取り付けることで、けん引力を強化することができます(写真右)。
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 ボンネット脇のランボード上にあるボックスは左右で形状が異なっています。公式側には蓄電池が収納されており(写真左)、非公式側は元空気ダメ(ブレーキ用の圧縮空気タンク)が設置されています(写真右)。元空気ダメは、2次車の4号機までは床下に設置されていましたが、3次車の5号機以降は燃料タンクを拡大したため、この位置に設計変更されました。
 製品では、左右で異なるランボード上のボックスを再現し、元空気ダメ側はその周りを囲む網を細密なモールドで再現しています。
DD51形の独特のフォルムは、眺めているだけでも飽きません。
ぜひお手元でもお楽しみください。
次回の情報室もお楽しみに!  

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