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北の大地で活躍した赤い客車、50系51形の登場です。
寒冷地仕様を施された車両を余すところなく再現していきます。
まずは実車写真とファーストショットから御覧下さい。
2006.3.17up

50系51形客車は、50系客車を寒冷地仕様として北海道向けに製造された車両です。
旧型客車の置き換え用として、1977(昭和52)年にデビューし、小樽〜岩見沢間の列車を中心に活躍しました。
しかし、旅客サービスの向上やダイヤの過密化などで普通列車が電車化していくのに伴い、1994(平成6)年に運用を終えました。
側面窓の小型化や二重窓を採用したボディと、床下機器、台車周りに寒冷地対策を施したその姿はオリジナルの50系とは一線を画した特徴のあるものとなっています。
写真は左がオハ51形、右がオハフ51形です。
オハ51形のファーストショットです。
同形が持つ特徴的な小窓が、おわかり頂けると思います。50系客車と見比べて下さい。
側面の窓ガラスパーツも取り付けてみました。二重窓の内窓を上げた状態を表現しています。
製品は、戸袋窓が大きい1979(昭和54)年以降に増備されたオハ51-11、オハフ51-11以降をプロトタイプとしています。

次回は、オハフ51形のボディをご紹介する予定です。
お楽しみに!

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