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昭和53年にローカル線の新しい顔として誕生した50系客車。
トミックスHOシリーズとしては、すでに発売済みの製品ですが
その内容は、今日のHO車両製品を支える技術が満載!
今回はボディ周りを中心に、その魅力をご紹介します!

50系客車の見所  
オハ・オハフfoto
車掌室・業務用室などを除き、基本的な車体構造は殆ど同一のオハフ50とオハ50ですが、注意深く目をやると各所にディテールの違いが見受けられ、なかなか興味深いものがあります。
製品を開発する際はもちろんこの点にも重点を置き、実車取材を敢行しました。通常、編成の中間に隠れてしまうオハ50の妻面にも、オハフ50と同様の精密な表現を施しています 。
近代化され、大型の引き戸やユニットサッシが整然と並ぶ50系客車のボディ側面では、平面性の再現が重要なポイントとなるので、金型の技術向上に多くの時間と力を注ぎました。
シャープに表現されたユニットサッシ枠や、側面から雨ドイ下にかけての新型客車特有の微妙な曲面も忠実に再現されています。
色入れで美しく仕上がった方向幕準備フタのHゴムや、ドア下部の靴ズリ等にもご注目ください。
オハ50foto
妻面foto
走り去る編成の後ろ姿がバッチリ決まるように、妻面のディテールにも気を配りました。
たとえば赤一色の車体に程良いアクセントを与えるグレーの幌は可能な限り薄くした幌枠や、実物同様に扉から“浮いている”状態を再現した渡り板など、繊細な表現にこだわりました。別パーツ化した幌吊りも、両脇からその雰囲気を盛り上げます。
もちろん、銘板や点検蓋類もシャープに表現し、妻面全体の表情を引き締めています。

タキ1900(セメントターミナル株式会社)発売決定!
タキ1900foto 黒が主流のセメント用タンク貨車群にあって、ひときわ異彩を放つ灰緑色のセメントターミナル(株)所有のタキ1900が、トミックスHO貨車シリーズに仲間入りします。
製品では、特徴ある車体色はもちろん、社紋などの大きな物から交番検査等の細かな標記類に至るまで、その表情を余すことなく再現します。どうぞご期待下さい!

次回も50系客車特集。
屋根上や床下のディテールを中心にご紹介します!ご期待ください!

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