貫通扉を別パーツとしたことで、一体モールドでは表現しきれない緻密な立体感が出ていますよね。
実車は、分割・併合運転に備えて、クハ489形0番代で採用していた非貫通型のボンネットタイプから、貫通型にモデルチェンジし、クハ489形200番代(横川方は600番代)として1972(昭和47)年に登場しました。
しかしながら、貫通扉が使用されることはほとんどなく、更新工事の際に塞がれました。
したがって、製品のプロトタイプは、正確に言えば“元貫通型”ということになります。
製品においても、この点を的確に再現し、貫通扉は塞がれた状態としています。
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