いくらモールドが精巧に仕上がっても、お化粧が悪くては台無し。
ということで塗装には金型製作同様、慎重にあたりました。
国鉄色を印象づける赤2号とクリーム色4号は、とことん塗料調合を吟味し正確な彩
色(出場時の色が基準です)を実施。
さらに、各塗装箇所の条件により、印刷、吹付、スタンプ、手塗り等の手法を使い分けています。
特に印刷の苦手とする段差部分(標差しやドア部など)は部分印刷や手塗りを併用し丁寧に仕上げました。
また、今回初採用のメタル転写シートも自慢の一品。
実車のステン切り抜きさながらの仕上がり(光が当たった時の表情が絶品!)に加え、貼り易さにも配慮しました。
ちなみに実物を見て「何だこの乱数は?」と首をかしげた方もいらっしゃるでしょうが、これは区切り方でいろんな車番を再現できるよう(1字ずつ貼るのは大変でしょう?)工夫を凝らした結果
なんですねー。 |