貫通機構が特徴的なクハ481形200番代をご紹介します。
工場から届いたばかりの、最新のサンプルをご覧ください。
2009.05.12up
クハ481形200番代の前面には、貫通扉や幌をカバーする外扉が設けられています。これは、貫通機構が露出した一般車両と一線を画す、優等列車としての風格を求めたことによるものです。
また、トレインマークは外扉の内部にある貫通扉に取り付けられています。
貫通扉の幅自体は、中間連結部のものと同程度であるため、寸法上の制約から、同形のトレインマークは非貫通形よりも小さく、正方形をしています。
製品では、前面の外扉を別パーツとして立体感を追求しました。
トレインマークの照射用には、高輝度の白色LEDを採用し、明るく実感的です。
クハ481形200番代(写真左)とクハ481形300番代(写真右)では運転台周りにも違いが見られます。200番代では、貫通扉の開閉スペースがあるため、前面窓の前方が長く、その分運転台は狭くなっています。また、後方のパンタグラフ確認用の小窓が設けられていません。
実車ではなかなか見ることのできない、上からの比較で、両形の差異がお分かりいただけるのではないでしょうか。
※『国鉄485系特急電車(クハ481-200)基本セット』にはクハ481形300番代は含まれません。
200番代では前面に貫通機構を備えているため、コンプレッサーは床下に搭載されています。対して非貫通形となった300番代では運転台下にコンプレッサーが搭載されており、その分先頭部が長く、側面にはルーバー付の点検フタが設けられています。
写真左がクハ481形200番代、写真右が300番代です。200番代には点検フタは無く、すっきりした印象となっています。
今週末、「第48回静岡ホビーショー」が開催されます。
(5/14〜17 於:ツインメッセ静岡)
今回ご紹介したクハ481形200番代のサンプルも展示いたします。
皆様のお越しをお待ちしております!
[戻る]
[進む]
Copyright. 2009. TOMYTEC
Copyright. 2009. TOMYTEC