TOMIX HO情報室

455（475）系は、金型の製作や仕上げがピークを迎えています。
今回は、屋根と一部パーツが届きましたので、ご紹介しましょう。

2005.11.30up

交直流形電車と言えば、所狭しとパンタグラフ周りに立ち並ぶガイシや、機器類が見どころですよね。
全てのパーツがまだ揃ってはいませんが、この状態でも独特な雰囲気が、おわかり頂けると思います。

ひときわ大きく目立つ変圧器は、一見単純な箱形に見えますが、わずかに台形となっている断面形状や台座にこだわりました。
フォルムもさることながら、メッシュの表現も、実感的になっていると思いませんか？

屋根上で目を惹くものといえば、クーラーが挙げられるでしょう。
モハ454（474）に搭載する「AU72形」、クモハ455（475）・クハ455・サハ455・サハシ455に「AU13形」、サロ455に搭載する「AU12形（角形）」の3タイプを新規に製作しています。

中でも「AU13形」は、ルーバー越しのファンが立体的に見えるようにと、担当が相当にこだわりました。
いずれもまだモールドが荒削りで、不完全な部分もありますが、金型の仕上げもちゃんと進んでいますのでご安心を…。

今回もCAD画像とファーストショットの上がりをとくと比較してご覧ください。

次回も「そこまでやるか！（笑）」とばかりに455をお届けする予定です。
どうぞお楽しみに！