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長旅を魅力的に演出する食堂車とロビーカー。
今回は、編成の中央に陣取るこの2両に
スポットを当ててご紹介いたします。
2016.01.28up

photo 食堂車のスシ24形500番代は、全車がAU13E形を搭載しています。AU12形を搭載した発売中の『トワイライトエクスプレス』のスシ24形とは作り分けています。
 この食堂車には、フランス語で"北斗七星"を意味する「グランシャリオ」の愛称が付けられています。JR東日本の車両は、ピンクを基調としたカフェレストラン風の内装を施し、外観では調理室の窓が1箇所埋められるなどの特徴が見られます。製品でも、埋められた調理室の窓の再現はもちろん、ピンクのカーテンパーツを取り付けることで、実車の雰囲気を演出しています。
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 食堂車内をご覧ください。テーブルは一部を除いて4人掛けと2人掛けを並べた余裕のある配置で、定員は28名となっています。JR東日本の車両は、白熱灯色に輝くランプシェードが特徴で、当初は三角形の傘でしたが、混成編成となった後に丸みを帯びた形のものに変更されました。
 製品では、イスを実車に合わせた赤系の別パーツとしています。さらにランプシェードを交換式パーツとして、三角形と丸みを帯びたタイプの2種を用意、パーツを取り替えることで、2往復時代(写真左)と混成編成時代以降(写真右)の両方の姿を再現することができます。
photo オハ25形500番代はオハネ25形から改造された全室ロビーカーです。ソファや回転式のイスが配置されている他、自動販売機やシャワー室が2部屋併設されています。
 製品では、回転式のイスを別パーツとし、向きに角度をつけて回転式風にしています。ソファには塗装を施しており、落ち着いた内装にピンクのイスが引き立つ実車の雰囲気に近づけています。また、JR東日本のロビーカーの象徴とも言える車体側面に大きく描かれたロビーカーマークも細密な印刷で再現しています。
旅を楽しむ工夫が満載だった「北斗星」。
ぜひ模型の世界で、眺めて走らせて楽しんでください。
次回の情報室もお楽しみに!
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