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いよいよ発売となる『24系25形(北斗星・JR東日本仕様)』。
今回は、製品ラインナップのご紹介と共に、
電源車とB寝台車の特徴をご覧いただきましょう。
2015.12.17up

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 基本セットは、編成の両端となるオハネフ25形200番代とカニ24形500番代、食堂車のスシ24形500番代とロビーカーのオハ25形500番代による4両セットです。カニ24形は、上野駅から尾久車両センターまでの推進運転用のワイパーを別パーツで再現しています。増結セットは、オロハネ24形550番代、オロハネ25形500番代、オロネ25形500番代のA寝台3両をまとめました(詳細は「VOL.2」参照)。さらに単品でB寝台のオハネフ25形の0番代と200番代、オハネ25形の0番代と100番代を用意しています。これらのセットと単品を組み合わせることで2往復時代の「北斗星3・4号」と定期運用終了後の臨時列車時代を再現できます。また、トレインマークパーツや側面方向幕シールは、「北斗星」に加えて「エルム」も付属していますので、単品のB寝台を複数使用して、モノクラスの「エルム」編成もお楽しみいただけます。
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 電源車のカニ24形500番代は、北斗星用に0・100番代からの改造で誕生しました。そのうちJR東日本の車両は、室内のディーゼル発電機を更新した際、車体のリニューアルも行われ、前述のワイパーが設置された他、側面のルーバーの埋め込みや、4基あった屋根上のファンは、中央部の2基がなくなるなど、外観上でも大きな変化が見られます。さらに防音のため、ディーゼル発電機に緑色と黄色のカバーが設けられました。
 製品では、0番代を種車として晩年まで活躍したカニ24 505〜508をプロトタイプに選定し、その特徴を再現すべく新規金型で製作しました。緑色と黄色の箱状になった電源装置は、窓越しからかすかに見えるだけですが、雰囲気が出るように、それぞれの色に塗装したエッチングパーツを使用しています。原型車との屋根上の違いは、国鉄時代をプロトタイプとした『24系24形』のカニ24形0番代をご参照ください。
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 単品のB寝台は、オハネフ25形とオハネ25形をそれぞれ2種ラインナップしています。
オハネフ25形(写真左)は、後退角が大きいスハネフ14形のスタイルを引き継いだ0番代と後退角が浅くなった200番代を、オハネ25形(右写真2点)は寝台側の窓のサイズが異なる0番代(写真上)と100番代(写真下)を用意しています。いずれの車両も客用ドアを引き戸にするなど、耐寒耐雪化改造を受けていますが、他の形式が500番代や550番代を名乗るのに対し、これらのB寝台グループは元番号を引き継いでいます。実車の編成では混成で使用されていましたので、模型でもお好みの形式を選択してお楽しみください。
現役時代の姿がまだ記憶に新しい「北斗星」。
ぜひ1編成揃えて、在りし日の姿を再現してみてはいかがでしょうか。
なお、今回が本年最後の更新となります。1年間のご愛顧ありがとうございました。
次回も『北斗星』の見どころをご紹介いたしますので、お楽しみに!
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