個性的な車両が揃う「北斗星」の中で、
編成の要となるハイクラスなA寝台。
今回は、その3形式の内装をご紹介いたします。
2015.11.26up
オロハネ24形550番代は、A寝台の「ロイヤル」とB寝台の「デュエット」の合造車です。中央部に「ロイヤル」が2部屋、両端に「デュエット」が配置されています。「ロイヤル」は1人用個室で、北斗星では最高ランクの寝台です。1人掛けソファやテレビ、テーブルが備えられた豪華な仕様で、シャワールーム内には収納式のトイレと洗面台があり、水回りの設備も充実しています。また、食堂車とのインターホンで、ルームサービスを頼むことができるようになっていました。一方の「デュエット」は2人用の個室寝台で、上段と下段が互い違いになった構造です。両端に3室と4室に分かれて配置され、上段へは個室内にある階段で上がる形態となっていました。
製品では、複雑に入り組んだ室内のレイアウトをモールドで可能な限り再現し、「ロイヤル」の木目調の壁をイメージした茶系の成形色を採用しました。なお、別パーツのソファは、テスト成形品のため、色などは今後変更となる場合がございます。
オロハネ25形500番代は、A寝台の「ロイヤル」とB寝台の「ソロ」の合造車です。レイアウトはオロハネ24形550番代とは異なり、後位側に「ロイヤル」が2部屋、前位側に「ソロ」が12室配置されています。「ロイヤル」はオロハネ24形550番代とほぼ同じ仕様です。「ソロ」は1人用の個室寝台で、上段と下段に分かれており、上段へ上がるには外通路から通じる階段を登って入る構造になっています。
製品では、オロハネ24形と同じA寝台とB寝台の合造車ながら配置やタイプが異なる室内を可能な限り作り込み、細かく仕切られた独特の構造を再現しています。
オロネ25形500番代は2人用個室の「ツインデラックス」で、1両に8室配置されています。各部屋には、赤のチェック柄が印象的な2段ベッドと1人掛けのソファがあり、テーブルとテレビが備えられています。「北斗星」の個室といえば、この「ツインデラックス」をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
製品でも赤いモケットのソファと下段のベッドを別パーツとし、通路側の窓やロッカーもモールドで再現しています。また、別売の室内照明ユニットを取り付けると、窓越しに見える個室がより一層実感的になります。
寝台や設備のバリエーションが豊富な「北斗星」。
見どころも盛りだくさんです。
次回の情報室も、どうぞお楽しみに!
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