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ご好評いただいている24系24形客車に「あけぼの」編成が登場!
今回は、製品の概要とオハネフ24形の特徴をご紹介いたします。
2011.10.27

photo「あけぼの」は上野〜青森間を、東北・奥羽本線経由で結ぶ寝台特急列車として、1970(昭和45)年に登場しました。1990(平成2)年に、山形新幹線建設に伴い、奥羽本線の福島〜山形間が標準軌へ改軌されることになったため、当時2往復あったうち1往復を「あけぼの」として陸羽東線経由に、残りの1往復は「鳥海」として上越線経由のルートが設定されました。その後、1997(平成9)年に「あけぼの」が廃止となり上越線経由の「鳥海」が「あけぼの」と名称変更され、現在に至っております。
「あけぼの」の編成は、B個室寝台(ソロ)、A個室寝台(シングルDX)、寝台券なしで利用できる「ゴロンとシート」が組み込まれており、多様な車内設備とリーズナブルな料金で乗車可能な車両があることなどから、利用客の根強い支持を得ています。また、白帯車とグレードアップ等が施された金帯車が混結で運行されており、外観上もバラエティに富んだ編成となっています。
製品では、カニ24形0番代、スロネ24形(シングルDX)、オハネ24形、オハネフ24形(レディースゴロンとシート)の4両から成る基本セットと、オハネフ24形(ゴロンとシート)、オハネ24形550番代(ソロ)2両、オハネ24形の4両による増結セットを用意、単品ではオハネフ24形、オハネ24形、オハネ25形100番代(金帯)をラインナップしています。 
けん引機として最適な『JR EF81形電気機関車(赤2号・ひさし付)』や『JR EF81形電気機関車(カシオペア色)』も好評発売中です。これらの製品の詳細は「EF81形 VOL.6」をご覧ください。
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青森車両センターに所属するオハネフ24形(写真左)の白帯車とカニ24形の一部は、原型(写真右)に比べ、雨トイが前頭部まで延長され、外付化されています。さらにオハネフ24形は、車掌室の窓が小型化改造されており、製品ではそのような特徴も的確に作り分けています。また、列車無線アンテナも別パーツとして付属させており、お好みの時代に合わせて取り付けの有無を選択できます。その他にも外観の特徴として、洗面窓と非常口が埋められた姿を再現しており、オハネ24形やオハネ25形100番代も同様としています。
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「あけぼの」に組み込まれている「ゴロンとシート」のオハネフ24形は、車体側面中央部と側ドア上部にマークが表記されているのが特徴です。この「ゴロンとシート」は、毛布や枕、浴衣といった寝具のサービスがないものの、通常の2段式B寝台と同様の設備で横になることができるというもので、指定席券で利用が可能になっています。1編成に2両連結され、一方は女性専用の「レディースゴロンとシート」(写真右)となっており、マークもそれぞれ異なっています。製品では2種類のマークを細密な印刷で再現しています。 
次回は、オハネ24形550番代(ソロ)、スロネ24形(シングルDX)を
ご紹介する予定です。お楽しみに!
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