モハ114-1000屋根上特集! 着々と発売日に向けて製品化が進行中の115系シリーズ。
今回の情報室ではモハ114-1000形の屋根上パーツ類に的を絞ってご紹介します。
ご存じの方も多いかと思いますが、トンネル断面の小さな中央東線に乗り入れる車両の一部は、一般的なパンタグラフに比べ、折り畳み高さの低いPS23形等のパンタグラフを搭載しています。パンタ取り付け部分の屋根を低くしなくても搭載可能で、かつ十分な絶縁間距離を得られるよう、図のように支点の位置を下げる工夫がなされています。
今回製品化する3タイプのうち、長野色はPS23形搭載車をプロトタイプにしたので、この特徴あるパンタグラフも忠実に模型化しました。
支点の位置を実物通りにするのはもちろんのこと、集電シュー端の形状の違いも作り分けています。写真上のPS23形は下のPS16形に比べて、緩やかなカーブを描いているのがお分かりになると思います。
横から見ると、前述した支点位置がよくおわかりいただけると思います。碍子の形状や取り付け方法にも工夫を凝らしてみました。現在はまだ試作段階のため姿勢がかなり低めになっています。この辺りはこれから調整する予定です。
3タイプの115系1000番代を製品化するにあたり、AU75形クーラーは、それぞれ作り分けています。写真上のAU75G(長野色用)と下のAU75B(湘南色用)とは、色の違いだけではなく、 側面リブの有無やルーバー形状など、細部にけっこう違いがあります。目立つパーツだけに手を抜けない部分です。
右の写真をクリックすると拡大されます。
次回のHO情報室(5月中旬アップ予定)では、
テスト塗装済みのボディをご紹介する予定です。乞うご期待!!>
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