115トップイメージ 115トップロゴ

前号で「予告編」としてご紹介した115系の本編となります。
113系に比べるとマイナーな存在とはいえ、随所に魅力が満載の系列です!
ボディ関係のテストショットが出来上がってきましたので、ご紹介しましょう!
(まだアラが目立ちますが、試作段階なのでその点はご勘弁を・・)

前号で「予告編」としてご紹介した115系の本編となります。
113系に比べるとマイナーな存在とはいえ、随所に魅力が満載の系列です!
ボディ関係のテストショットが出来上がってきましたので、ご紹介しましょう!
(まだアラが目立ちますが、試作段階なのでその点はご勘弁を・・)

 
photo1
115系1000番代の特徴の一つとして、この電動車側面に設置された雪切室ルーバー(主電動機への冷却風取入口)が挙げられます。
製品でも側面の表情を決める重要なポイントですが、このような深い彫刻と浅い彫刻が混在する箇所のモールドは、色を塗ってみると思いのほか大げさになったり、逆に目立たなくなったりするため、ディティールのバランス取り(強弱)が難しく、金型設計ではかなり気を遣う部分です。
113系では、電動車の妻面上部に冷却風の取入口を設けていますが、山岳地向けで主電動機の発熱量が大きい115系1000番代では、より多くの風量を必要とし、さらに寒冷地対策(雪の巻き込み防止)を考慮した結果、前出の雪切室が登場しました。
このモハ114をはじめ、115系電動車の妻面には空気取入口が無いわけです。こんな見た目は地味〜な部分も、ちゃんと作り分けをしています。
photo2
左側:モハ112、右側:モハ114
photo3 寒冷地仕様として登場した115系1000番代。一見113系のパーツ流用で簡単に作れそうですが、実は外観上の微妙な違いが随所に見受けらます。
例えばこの前頭部。113系ではタイフォンカバーがスリット式ですが、115系では耐雪性を考慮したシャッター式になっています。 この違いだけでも、なんとなく115系の方が“山男”っぽい、いかつい表情に見える気がしませんか?
クモハ115、右側:クハ111

次回はゴールデンウィーク前にアップ予定!!
屋根上を中心にご紹介する予定です。お楽しみに!

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