miniBORG45ED 倒立像のレポート (第3回:相馬様)

第三回 レポート

残念ながら、はじまりがあれば終わりも来ます。これにて、最終レポートとさせていただきます。この場を借りて、貴重な機会を頂いたトミーテック・オアシスダイレクト様に厚く御礼申し上げます。

さて、最後なので、難しいことはぬきにして色々撮ったものに解説を加えていきたいと思います。

 

これは、厳しい(強い半逆光)光線で込み入ったバックという意地悪い条件で撮ったものの端っこ1/8ほどをトリミングしたものです。良い!とは言えないものの、変則的な構成であることを考えれば相当頑張っていることが伺えると思います。


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:最大望遠1100mmくらい(35mm換算) ノートリミング、アンシャープ適量

 

カメラの性能も多々ありますが、白は飛んでしまう傾向にあります。
タンチョウがメインのオレとしてはちょっと残念。光線を選ばなければなりません。


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:望遠1000mmくらい(35mm換算) 80%ほどにトリミング、アンシャープ適量

 

遠景はやはりちょっと苦手です。やっぱり口径の限界があるのか?
ちなみに、流木がいっぱい・・・ではありません。
アザラシが浅瀬でゴロゴロしてるとこです^^;


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:最大望遠1100mmくらい(35mm換算) ノートリミング、アンシャープ適量

 

フレアが出てますが、肉眼ではマックロにみえるほど条件の悪い所でしたので上々かな?


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:最大望遠1100mmくらい(35mm換算) 90%ほどにトリミング、アンシャープ適量

 

からすにシッポをひっぱられてるオオワシ。しょうがない写真ですけど面白いので^^;


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:最大望遠1100mmくらい(35mm換算) ノートリミング、アンシャープ適量

 

前回のきつa来ねさんは水辺で魚追ってたので毛がショボショボでしたが、本来このくらい立派な冬毛になってます。手前の光は草に当たった朝日。後は二線ボケ気味ですが、手前は結構綺麗なボケ味。
奥の草は霜で白くなっております。


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット ISO:100
焦点距離:望遠1000mmくらい(35mm換算) ノートリミング、アンシャープ適量

 

まとめ

当初、倒立ということで少々心配でしたが、最後のほうでは普通のファインダが上手く使えなくなるほど(笑)適応できました。さすがに飛んでいる鳥を追うのはムリっぽいですが、適応力というのは凄いものだと実感したしだいであります。

重いカメラをぶら下げるのも不安でしたが、思ったよりしっかりしていたので、慣れると気兼ねなく振り回せます。まあ、若干の不安がないといえば嘘になりますが。

この軽い1000mmレンズを持って駆け回った一月は、撮影チャンスが増えたことにより普段の数倍の効率が得られたと思います。実に楽しい一ヶ月でありました。

最後に乱文、乱写真を見てくださった皆様にお礼を申し上げ、一区切りといたしたく思います。ありがとうございました。

                                                        以上

 


短い期間に3回ものレポートを頂戴いたしました。
精力的な撮影には非常に感謝しております。ありがとうございました。

高倍率ズームタイプのカメラとクローズアップレンズの組合せをご紹介頂きました。タクマー(カメラレンズ)にもちょっと期待していたので、その点は残念でしたね。けれども、クローズアップレンズを使う方法で十分にご活用頂いたことと思います。

レポートの中で遠距離が苦手と記載されています。
これは口径が小さいことと、デジタルカメラの宿命でもあります。

遠くの物を撮影するには口径が大きく高い解像力が必要です。また、デジタルカメラにはローパスフィルターという「ぼかし」機能が入っています。遠距離の小さな被写体は全てぼかしてしまうため、解像ができなくなっています。(これが無いと、擬色だらけで画質が著しく低下するために痛しかゆしです)

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