miniBORG45ED 倒立像のレポート (初回:相馬様)

第一回レポート

まずは、このすばらしい機会を与えてくださった(株)トミーテック オアシス・ダイレクト様に、厚く御礼申し上げます。

当方、天体望遠鏡は殆ど初心者でありまして、カメラも小学生の頃からつい最近までAEすら殆どつかったことの無いアナログ人間でありました。ひょんなことから”でじかめ”なるモノを手に入れるに至りまして、普段撮っている北海道の動物達に向けてみて、あら大変!実に便利であります。


そこで、更なる高倍率を求め、WEBを彷徨っておりましたところBORGに出会った、というのがことの始まり。

WEBで慌てて情報を集め、届いた箱をとっちらかしてアナログ人間所要1時間でなんとか組み立てに成功!
超小型ながら、昔の感動を再現すべく、玉を月に向けたのでありました。さすがにED、色もなく煌々と輝くお月様とご対面。今後に期待を膨らませたのでありました。

 

構成はご覧のとうりでございます。
COOLPIX5700という重いカメラをぶら下げるために延長筒の類いをすべてレンズ側にねじ込んでいるのが最大の特徴でしょうか^^;

早速、目的の一つである「M42レンズでデジボーグ」を実行いたしました。
実に鮮明!タクマー55mmf1.8中古もこれで報われる。と、月を撮った時は喜んだものの、昼間撮ってみると最大望遠でも周囲がケラれて合えなく断念。短い春でした。眼視では実に綺麗に見えますので、アイピースとしては使えるかも。絞込みピンなんかが危ないですけど^^;


そこで、今話題のケンコー製クローズアップレンズを接眼に用いた方法を試してみました所、周辺の減光はあるもののやっと使える望遠レンズとなったのであります。

構成はACクローズアップレンズNO.5を凸面を向かい合わせ、さらにNO.4を普通の向きにねじ込んでケンコー製フィルタアダプタチューブDC87を介してCOOLPIX5700へ。OMリングが挟まってます。

多分最大望遠で1100mm(35mm換算)くらいの構成だと思います。
ズームも、カメラに詳細表示が出ないので大体ですが、半分くらいは引けます。

 

異常に嵐の多い11月の寒風を突いて、撮ってきた作例を一つ恥ずかしながらお見せして、一回目のレポートを終わらせていただきます。


露出:プログラム ホワイトバランス:プリセット
ISO:100 焦点距離:500mmくらい(35mm換算)

なお、保存はJPGファインモード、容量はフォトショップにて切り取り画質60にて保存、トリミングは殆どしておりません。

 


相馬様、ありがとうございました。
冬の北海道は寒そうですけれど、冬鳥などが沢山いて楽しそうですね。

冒頭の写真は、何と接眼レンズにカメラレンズ(M42)を使用しているそうです。ケラレが出ていて今一つ立ったようでね。たぶん、高倍率ズーム機のために長大なアイレリーフが必要ということでしょう。面白そうなチャレンジだったので、ちょっと残念です。

2枚y?目の機材写真の方は、接眼レンズを自作タイプ(クローズアップレンズ3枚構成)に変更したものです。高倍率ズームカメラ御用達の実績のあるパターンです。このカメラ(E5700)でも上手く使えたようですね。

まずは初回レポートということで、皆さんにご紹介いたしました。
この後も、引き続きレポートを頂戴出来るそうなので、続きを楽しみにお待ちしております。

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