BORG WORLD 画像作例集

γCyg-55FLs1.jpg
白鳥座γ星付近 BORG 55FL + Reducer0.8xDGQ55  カメラ:Fujifilm X-E1 フィルター:IDAS LPS-D1露出3分×16コマ ISO3200 撮影者:開発者XIC1396-55FLs1.jpg
ケフェウス座IC1396  BORG 55FL + Reducer0.8xDGQ55  カメラ:Fujifilm X-E1  フィルター:IDAS LPS-D1 露出3分×16コマ ISO6400 撮影者:開発者X

<撮影者のコメント>
中川様。いつもお世話になっております。55FL+7880セットの開発者Xです。北海道はぐずついた天気が続いていましたが、 今週は久しぶりに晴天に恵まれました。 6月28日に星の写真を撮影したのでご覧ください。 相変わらず稚拙な写真で恥ずかしいですが、 フジX-E1のおかげでぱっと見は悪くないと思います。 (私のレベルではこれでも十分満足ですが・・・)

20年前頃は天文誌でシュミットカメラの作例を ただ指をくわえて見ているだけでしたが、 それと同等の構図が"手軽"に撮れるのが嬉しくて、つい撮影に出かけてしまいます。 シュミットカメラはゴーストのため白鳥座γ星 のような輝星は苦手だったはずですが、 ゴーストが気にならないのも55FLのメリットと 思います。

<中川コメント>
2016年の大ヒット商品、55FL+7880セットの開発者X氏による作例です。「ミニシュミットカメラ」ともいうべきレンズですが、最大の特長は小型で軽量なレンズなのに写りは本格的ということです。ミラーレス一眼との相性も良く、小型赤道儀に同架できるので、手軽にシャープな星雲・星団の撮影を楽しむにはベストの選択だと思います。さらにいうならば、BORGは開発者自ら撮影や観望を楽しむという基本的なスタンスがあります。これはユーザーの立場に立った製品作りに欠かせないことだと思います。単なる作業や仕事に終わっていない製品であることが、あなたの満足度を高めるのです。

P.S.昨日のNHKの「サイエンスZERO」は非常に興味深かったです。中でも将来、我々の銀河系がアンドロメダ大星雲と合体するという話は心底驚きました。そういう話を聞くと今を全力で生きることが一番大事だなあと思わざるを得ません。先週はあまりの忙しさに切れかけましたが、めげている暇はないのです。再放送が9日にあるようです。ぜひご覧ください。最近、宇宙関連の番組が急増しており、天体望遠鏡がもっと売れるといいなと思いますが、そう簡単にはいかないところがこの趣味の難しいところですが、やはりこの宇宙に生きている以上、宇宙のことは知るべきでしょう。

P.S.2 週末はツミの幼鳥が撮れました。77EDIIに新製品のM75ヘリコイド【7875】を装着して、完全手持ちでチャレンジしましたが、M75ヘリコイドのあまりの出来の良さに助けられ、分解しにくいツミの羽毛が分解して写りました。BORGの手持ち撮影の強い味方です。作例は明日以降に掲載予定です。現在、M75ヘリコイドの合焦情報の表を作成中です。これがなかなか大変ですが、これはBORGユーザーだけが味わえる苦しみであり、楽しみです。選択する余地がありすぎるシステム。それがBORGなのです。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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