BORG WORLD 画像作例集

AP1001-12T.jpgBP2451-12T.jpgCP2474-12T.jpgDP2509-12T.jpgEDSCN9087-12T.jpg
今回の撮影機材:トリプルボーグ(45ED、55FL、71FL) 撮影者:山崎四明様ENEWS PAPER-12.jpg

 インドネシアの現地の新聞記事(BORG71FL+片持ちフォーク式赤道儀で撮影している方が1面トップに!)

<撮影者のコメント>
中川様、いつもお世話になります。結局、日食観に行きました。インドネシアのテルナテ島です。少し残念な結果でしたが写真がそこそこ写せましたので全体の評価としては50%でしょうか。良い経験になりました。 BORG55FLにE-PL5をつけて タイマーリモコンで第2接触から第3接触まで7段階のブラケット撮影しました。

BORG71FL直焦点ではE-PL6(これも安く入手しました。)で800㎜相当、45EDⅡとGH4でvideo撮影をタカハシ赤道儀PM-SPに乗せて、NDフィルター3台同時開閉器で無事撮影出来ました。 年齢から重量を如何に軽くするかに力点を入れ、ブラケット撮影可能なカメラとしてオリンパスに切り替えました。なんといっても7段階のブラケット撮影が可能、今回は結果的には使いませんでしたが、画像2倍切り替え可能で800㎜と1600mmが一瞬で変えられるのは第2、第3接触前後のサイズ変更にはものすごい魅力です。 55FLのこの軽さでの魅力、たまりませんね! そしてダイヤモンドリングのこの切れ味は雲のなかでもバッチリです。FACE BOOKもご参照下さい。現地新聞にもBORG の写真が出ています。

落ち着いたらまたレポートできればと思っています。 速報でお送りします。山崎四明

<中川コメント>
直前まで行くかどうか迷われていたようですが、結局インドネシアに行かれたのですね。天候も心配されましたが、雲間から見れたのですね。大変貴重なレポートありがとうございます。山崎さんは80歳を優に越された後期高齢者とは思えないパワフルな行動力で、過去当ブログでも何度も登場されていますが、今回もまたその圧倒的な行動力と類まれなる器用さを見せつけてくれました。

3台のボーグをあの短時間で器用に操るとは、山崎さんは日食を撮るため、見るために生まれてきたのではないか?と思うほどのテクニシャンです。まるで魔法を使ったのではないかと思うほど、あの短時間であの慌てるシーンでどうやってここまでスケジュール通りに撮れるのか?不思議です。

私が最初に皆既日食を見たのが1983年のインドネシアのジャワ日食でした。もう33年も前です。その後、ハワイとトルコにも行きました。1999年のトルコ日食では山崎さんと一緒のツアーで行きましたが、そのツアーで山崎さんは日食病を発病し、その後、日食ハンターと呼ばれるまでに日食にはまります。この日食ですが、本ブログの読者の中で皆既日食を見たことがない方は90%以上になるかと思いますが、業界では「皆既日食を見て死ね」という言葉があるほど、魅力のある天文現象です。直近では2017年北米日食があります。これはすでにフィーバーが始まっており、ツアーはいわゆる日食値段になっています。でもそれを乗り越えて見に行く魅力が皆既日食にはあるのです。その時、持参する望遠鏡は・・・もちろんボーグです。今から準備。準備。

P.S.今日は休日出勤です。珍しく体調が良く、朝から絶好調で、溜まった仕事が面白いように片付きます。休日出勤の方が明らかに効率が良いのですが、これがクセになると休みがなくなります。というわけで出来るだけ避けてきたのですが、今日はどうしようもないほど追い込まれた状態です。期末は何かと忙しいのです。おまけにありがたいことに注文がたくさん来ました。55FL、67FL、71FLといった小型のボーグが本当に人気です。

P.S.2 そんな中、昨日はBORG107FL+7215+フジX-pro2でカワセミの超高解像度画像を撮影しました。結果は予想以上の写りで、今日のブログはこれだ!と意気込んでいたのですが、皆既日食の魅力の方が優りました。カワセミは明日以降に掲載予定です。少しだけ書くとX-pro2はX-pro1よりも解像しました。かなり良いと思います。BORG107FLがいいのか?7215がいいのか?X-pro2がいいのか?ご期待下さい。

P.S.3 というわけで、明日はホワイトデーです。ホワイトデーといえば、白鏡筒です。小型のボーグの中で小さすぎて人気が今一つのコ・ボーグ36EDのホワイト鏡筒をセールにかける予定です。CP+で展示した白鏡筒はもう在庫限りです。この白がまたまぶしい。まぶしいコ・ボーグホワイトデースペシャルセールは明日の夕方からの予定です。こちらもご期待下さい。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 


 

カテゴリー
バックナンバー
ページトップへ戻る