BORG WORLD 画像作例集

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 ■CP+2014BORG出展に伴う臨時休業のお知らせCP+2014の出展に伴い、2/12(水)の搬入日及び2/13(木)、2/14(金)の営業日を勝手ながら臨時休業日とさせていただきます。期間中の電話対応、メール対応、出荷作業等がストップ致しますので、何卒ご了承ください。期間中は販売店をご利用ください。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 

2014X1_7870 ST8300M_xmas.jpg クリスマスツリー星団 2014X1+7870+ST-8300M 撮影:中西直樹様

<撮影者のコメント>
2014X1レポート第6弾 クリスマスツリー星団撮影編です。クリスマスツリー星団の周りにある星雲は、意外と淡い対象です。今回も、光害地の自宅からの撮影ですが、光害カットフィルター(LPS-D1)と、Hαフィルターを使用することにより淡い部分まで表現することができたと思います。

もちろん、2014X1の明るさに助けられたことは言うまでもありません!ちなみに、露出時間は合計で3時間半です。使用した補正レンズは、2014X1の専用品ではない7870なので、僅かにハロがでていますが、これは、今開発中の専用補正レンズでは改善されるようです。とても楽しみですね!とはいえ、現行の補正レンズでも、厳しい性能が要求される天体写真で十分な性能を発揮することが作例からご理解いただけることと思います。

特に、微光星のシャープさ、星雲のディテールに注目してください!星を小さくする処理などは行っていません。2014X1のシャープさが分かる作例だと思います。このように、2014X1は、明るいにもかかわらず焦点距離も十分あるので、非常に使い勝手がよいです。125SDが完売した今、新たなフラッグシップとして非常に魅力的な製品です!(個人的には、2014X1が今一番好きなBorgです。もちろん皆それぞれ特徴があって大好きですが(笑))

<中川コメント>
CP+2014で発表する2014X1による星雲・星団の作例です。補正レンズが現行の7870なので、少々青ハロが出ていますが、開発中の専用補正レンズを併用すればかなり軽減する予定です。ご期待ください。個人的にはこの中西さんのクリスマスツリー星団の画像が大好きでCP+会場で大伸ばしする他、ビギナーズパンフレットの表紙も飾る予定です。 

2014X1_7108 baras.jpg バラ星雲 2014X1+1.08DG【7108】+ST-8300M 撮影者:中西直樹様

<撮影者のコメント>
2014X1レポート第10弾 バラ星雲撮影編です。早くも、2014X1のレポートが二桁到達です!天気が比較的よかったのもありますが、2014X1の万能さと、優秀さ、そして何よりも楽しさがレポートの回数を引き上げていることは間違いありません(笑)

発売まで、まだ半年くらい?あるかと思いますが、皆さん、どうぞ楽しみにお待ちください。待ちきれないかもしれませんので、ぜひCP+2014で、試作機や大パネルを見て心を落ち着けてください(よけいに、そわそわするかもしれませんが・・・)

久しぶりに、透明度もよく、月もなく、よく晴れました。(意外とこんな日は少ないのです(泣))何を撮ろうか迷いましたが、バラ星雲を撮影することにしました。以前バラ星雲で、天文ガイドの最優秀をいただいていたので、プレッシャーもあり、ずっとバラ星雲の撮影は避けてきました(笑)

しかし、「Borgフラッグシップの威力を試さなければ!」と思って撮影することにしました。(ベランダの向きと撮影時間帯の関係もあるのですが・・・)まずは、大迫力の宇宙に咲くバラをご覧下さい!機材は、2014X1+1.08DG【7108】+ST-8300Mです。焦点距離が比較的長いため、バラ星雲がちょうどギリギリに収まりました。

光害地の自宅から一晩で撮影したものですが、個人的には、これまで撮影した中で、一番美しいバラ星雲だと喜んでいます。77EDⅡの最優秀作品と比べてみましたが、少なくとも色に関しては今回の作品の方が、圧倒的によくなりました。色とりどりで鮮やかで、とても綺麗です!(ただし、最優秀作品は13時間も露出しているので、淡い部分の写りとディテールは、今見ても凄すぎです(笑))

もちろん、今回の作品の星雲のディテールも非常にシャープで、自分で言うのも何ですが、思わず見とれてしまいます。このまま、10時間以上露出をかけたら、どんな作品になるのか恐ろしいくらいです。最優秀作品を越えて、これまで見たことがない次元にいけそうです!

ちなみに今回の露出時間は、RGB各25分(LPS-D1フィルター併用)、Hα1時間15分で、合計2時間半です。Borgと光害カットフィルターを使用すれば、都会でもこんなに美しい星雲作品を撮影することが可能です。ぜひ、皆さんも星雲の撮影に挑戦してみてください!

ただし、光害地だとSN比が悪くなるので、露出を多めにかける必要があります。それで、明るい光学系が有利となります。そこで67FLは特にお勧めです。まずは67FLで腕を磨いて、2014X1にステップアップというのが、よい選択かと思います。もちろん、星雲の大きさは様々なので、2014X1を購入した後でも、67FLは全く無駄になりませんので、心配は要りませんよ。

<中川コメント>
このバラ星雲も素バラしいです。締め切りの関係でCP+や印刷物には間に合わなかったのですが、それが惜しいほどの見事な出来です。これが開発中の専用レデューサーとの組み合わせなら、さらに素バラしいバラになったかと思います。2014X1はそのコンパクトさに似合わず、天体も野鳥も超ハイレベルで対応する夢のレンズなのです。

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■ CP+ 2014 で「都会で楽しむ手軽な天体写真」のセミナーを開催のご案内

・2/13(木) 16:20-17:20 望遠鏡セミナー(日本望遠鏡工業会ブース) ←経験者 or マニア向け

・2/16(日) 15:00-16:00 エンジョイフォトセミナー(会議センター304) ←未経験 or 初心者向け

※いずれも望遠鏡工業会主催
http://www.jtmas.jp/event/seminar2014.html

いずれのセミナーも、横浜で実際に撮影した天体写真を紹介しながら、その撮影方法や実際の画像処理テクニックを紹介します。

撮影機材は、市販の一眼レフやミラーレス+カメラ用レンズと、数万円のポータブル赤道儀という簡単な機材ですので、どなたでも楽しめると思います。ただ、撮影と処理にはテクニックが必要なので、その部分を解説します。

<中川コメント>
講師はBORGユーザーでもある山田久美夫先生です。昨年のCP+でも大評判だったこのセミナー。今年もやります。昨年聞き逃した方は必見です!野鳥BORGユーザーの方も聞いて損はないと思います。CP+ではこのような楽しいセミナーがたくさん開催されます。過去のCP+のBORGブースの様子はこちらです。とにかく業界最大の楽しいお祭りです。お祭りは参加してなんぼです。

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月面 2014/02/09 BORG 36ED + VIXEN 2Xバロー + PENTAX Q7ボデー 撮影:山田久美夫先生   

<撮影者のコメント>
このところ、すっかり、月面撮影用のメイン機材になってしまった(?)「BORG 36ED + VIXEN 2Xバロー + PENTAX Q7」で撮影した月面写真をお送りします。昨日は、この季節の割には、まずまずの気流だったので、36ED本来の解像度の高さの一端が感じられるカットが撮影できました。

まだ性能をフルに発揮できているとはいえませんが、気流さえよければ、これくらいのカットがコンスタントに撮れるので、けっこう気軽に楽しんでおります。

CP+で初公開の2014X1、意外にコンパクトなシステムになりそうなので「TOAST・TP-2」にも搭載できそうですね。とても楽しみにしております。では、CP+会場でお会いしましょう!今後ともよろしくお願いします。

<中川コメント>
コ・ボーグ36EDでここまで月面が撮れてしまうと、大きな機材が要らないのではないか?大きな機材が売れなくなってしまうのではないか?という余計な心配をしてしまいます。ところが実際は36EDは36EDで売れるし、大きな89ED等も売れ行きが落ちるわけではありません。面白いものですが、個人的には小さな機材でここまで撮れるよ!というアピールは大好きです。CP+ではコ・ボーグ36EDも展示して試写できるようにご用意をしております。お手持ちのカメラでの試写も可能です。混雑していたら、会場を一回りして再度お越しください。お待ちしています。

P.S.明日はCP+の準備で休日出勤の予定です。電話やメールの対応は出来ませんが、ブログの更新は出来るかもしれません。ご了承ください。今日は、BORGを検討中のお客様からの駆け込み?のお電話やメールをたくさんいただきました。ありがたいことです。「ここ1週間、BORGのことが頭から離れないんだよ」というお客様もいらっしゃいました。ありがたいことです。

P.S.2 週末は凄い雪でしたが、雪の後は野鳥がお出ましになる可能性が高いという情報もあり、近くの都市公園へ行ったところ、予想以上に野鳥に出会うことが出来、幸せな時間を過ごせました。67FLでスゴイ高解像度のヒヨドリやかわいいエナガが撮れました。明日のブログで掲載できればする予定です。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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