月面 BORG77EDII+7214+ニコンV1ボデー 撮影:藤岡昭雄様
<中川コメント>
弊社でトリミングと軽く画像処理を施しました。シャープに撮れていると思います。
土星 BORG77EDII+7214+シグマ2倍テレコン+ニコンV1ボデー ISO1600 1/50秒 撮影:藤岡昭雄様
<中川コメント>
初めてでこれだけ環が写れば正直凄いです。さぞ嬉しかったことでしょう。本体の模様も写り込んでいます。カッシーニの空隙も夢ではありません。これからシーイングが落ち着く季節なので、さらにチャレンジしてみてください。数が勝負です。
<撮影者のコメント>
(株)トミーテック オアシス・ダイレクト 担当:中川昇 さま。こんばんは。
今日は満月で空もきれいに晴れているので、月面に向かって何度もシャッターを切ったのですが、どうしてもピントの合った写真を得ることができませんでした。みなさんがおっしゃっているシーイングとはこのことなのでしょうか? 2~3日前はかなり雲が出ていて、だめもとで雲間に現れた月を撮影したのですが、その時の方がシャープな写真を撮ることができました。添付したのはその時の写真です。
そんなわけで、満月の右上方向に見える土星に望遠鏡を向けてシャッターを切ってみました。77EDⅡ+1.4倍にシグマ製の2倍テレコンバーターをつないだものです。カメラはニコンV1、感度を1600まで上げて、シャッターは50分の1前後で土星の輪が撮影できました。写真はただ輪があることが判別できるだけで、レベルの低いものですが、自分にもできたと喜んでいます。
<中川総合コメント>
23日の土星と月の接近の際に撮影されたのですね。さらに24日の晩も撮影したのにピントがどうしても合わなかったとのこと。気流の影響ですね。よくあることです。そんな晩は、時間を置いて撮影するか、場所を変えて撮影するか、粘りに粘って数百枚以上連射するか、諦めるか、経験を積むとどうすべきかが分かってきます。空気と会話するわけです。まさに「空気を読む」わけです。KYにならないように注意しながら、数をこなしましょう!そのうち、見えないものが見えてきます。
★先日ブログに掲載させていただいたI様から嬉しいメールをいただきましたので、以下にご紹介いたします。
「お世話になっております。お礼が遅れましたが先日は拙い写真をブログに取り上げて頂き有難う御座いました。家内にもブログに載せて貰った事を話して見せましたが驚いていました。
50FLをもう少し便利に使いたいと思い【7861】を追加購入して、ダブルヘリコイドシステムにしようと計画していましたが、単品で買うよりシステムで購入する方が割安なので2週間前に、販売店でデジボーグ45EDII 望遠レンズセット【6245】を予約しました。
毎日、中川さんのブログを見てBORGの熱気が伝わってきて、購入意欲が沸き、無意識のうちに注文している状況です。ただ直販が無いので中川さんの熱意と販売店から送られてくるメールから受けるテンションの低さを比べるとギャップを感じずには居られず、早く直販を再開して頂きたいと思っています。せっかく販売店で購入にしても操作説明には詳しくてもフィールド情報などでは全く期待できないのが辛いです。今後ともよろしくお願いします。」
<中川コメント>
直販の早期再開を!というありがたいご意見をいただきました。価格改定後にタイミングをみて再開する予定ではおりますが、具体的な時期等は未定です。諸々落ち着き次第というところでしょうか?もうしばらくお時間をいただければ幸いです。いずれにしても、お客様に喜んでいただくためにはどういうやり方がベターか?を常に模索しながら試行錯誤している最中です。いっしょに歩んでいきましょう!販売店さんも情熱をもって接しましょう!全部直販で売ってしまいますよ!(冗談です)
P.S.昨日のNHKでやっていた「ソウル白熱教室」と「TED」という番組は実に興味深かったです。違う番組でありながら、テーマは同じでした。「いかに生きるか?」です。(ちなみにこの2番組は非常に面白いです。視聴をおススメします。)
恐らく、これからの世の中、突き詰めればこのテーマに集約されるのだと思いました。「ソウル白熱教室」では運命についての話が出ますが、その教授は相談者にこうアドバイスします。「アモール・ファティ(あなたの運命を愛しなさい)」と。これはニーチェの言葉だそうです。深い言葉です。どんなに不遇な境遇でも、自分の運命を自分が愛さなければ誰が愛するのか?あなたしかいないでしょう。その通りだと思いました。私がBORGを背負って生きているのも、BORGを愛しているのも、まさに運命なのだと思います。
また、なぜ不安になるのか?それは暗いからではない、前が見えないから不安なのだ、と。今は真っ暗でもその先に一筋の光が見えれば人は不安から開放される。まさにその通りです。BORGも、あなたの人生に一筋の光をお見せする役割を担っているのだと。これからどうやって生きていこうか?不安になったときにボーグを通じて、未来に希望が見えてくるようなワクワクするような新製品を開発する、ハッピーになるような情報を発信する、BORGのやるべきことはこれだ!と思いました。
さらには「情熱がある限り青春なのだ」という言葉には勇気付けられました。そうです。BORGを通して情熱が蘇れば、いくつであってもすなわち青春なのです。これは実にやりがいのある仕事です。やるべきことがあるということは幸せな人生です。NHKさん、気付かせてくれてありがとう。NHKにはそうした使命感に燃えているスタッフが多数いるのだなと分かりました。素晴らしい!
再三登場する百田さんの本にも実は使命感に燃える主人公が出てきます。その情熱たるや年には関係なく、周りを巻き込んで大きなうねりとなります。世のため、人のために生きる主人公。それが人を感動させるのです。感動がない仕事は意味がない。最近、特にそう思います。
P.S.2 今日も大量のBORGのご注文をいただきました。ありがとうございます。今日は新製品の商品撮影のため出社していますので、告知は週明けになるかと思いますが、今日でBORGのほぼ全対物レンズ&セットの現行価格の在庫が完売となりそうです。パーツの一部もすでに完売状態です。たくさんのご注文に感謝いたします。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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