■BORG89ED(B
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■BORG89ED(W
■BORG89ED対物
■BORG89ED対物
<BORG89EDこぼれ話>
今日、1月25日がBORG89EDの発売日です。今週末はフィールドで89EDユーザーが注目を浴びることでしょう。ただ、昨日も触れたように89EDは、それまでの77EDII以下のBORGのように、歩留まりが良いとはいえません。その大口径と焦点距離の長さと高解像力からくる歩留まりの悪さが気になる場面も出てきます。レンズが大きいだけに温度変化の順応に時間がかかる、悪気流に弱い等々です。その性能をフルに発揮するには、気長にお付き合いをいただければ幸いです。バーダーショップフジノさんには、事前に89EDの量産品をお貸し出ししていますが、さっそくハイレベルの画像をお撮りになっています。藤野さんのようなベテランの方だとすぐに対応されて良い作品をモノにされますが、特に89EDがはじめてのBORGだという方だと、昨日書いた様々な壁が立ちはだかります。ひとつひとつ乗り越えてさらなる高みを目指していきましょう。
さて、89EDの開発こぼれ話ですが、実はいろいろあります。今日はその中から、いくつかをご紹介します。
(1)89EDのキャッチコピーが斬新?
これはいくつかのお取引先とお客様からも言われました。キャッチコピーは全て私が考えています。なぜか89EDは次々とコピーが頭に浮かんできます。それだけ89EDが特長があるということだと思います。ちなみに私が一番お気に入りのコピーは「フィールドとボクと黒の89ED。よっしゃあ始まるぞ。男のBORG旅。」やはり黒のBU-1セットがカッコよすぎるのです。写真でもカッコイイのですが、実物は89倍カッコイイです。マジで撮影仲間から羨ましがれると思います。
(2)89EDの対物セルの剛性が高い
実はBORGの対物セル(レンズを入れる枠のこと)には黒歴史があります。101EDと125EDという、今から10年以上前に発売した大口径EDは、あまりにも軽量さを追求しすぎたため、対物セルが薄すぎて、ショックを与えると光軸がずれやすいという欠点を持っていました。天体用ならまだしも野鳥用のハードな使用には厳しかったのです。今なぜ89EDなのか?というのは、実はそこにも理由があるのです。89mmという口径に抑えることにより、対物セルの厚みを十分に取ることが可能になり、まず光軸がずれないという高いショック耐性を得ることが出来ました。野鳥用に安心してご使用になれます。80Φ鏡筒とのバランスの良さも絶妙です。
(3)89EDのフード&キャップがクール
これは我ながら良くできたと思います。弊社の開発IとS社さんとM社さんの最強トリオで実現した非常に出来の良いフードです。質感、実用性共にBORG史上文句無くベスト1でしょう。白と黒の同時発売もBORG史上初です。さらには、対物キャップの外側が金属製なのが最高です。用もなく何度も締めたり緩めたりを繰り返してしまいます。このクラスでベストのキャップかも?
他にもまだまだこぼれ話がありますが、機会を見てご紹介したいと思います。ご期待ください。
P.S.しかし、発売前に一切広告を打たず、告知もこのブログと販売店様の告知とDigital Camera JPのみで、展示品も置かずで、これだけのご予約をいただけるとは嬉しい限りです。そういう時代になっているのですね。無駄な広告費に投資するくらいなら、新製品に投資したほうがよほど有効です。雑誌が売れなくなるはずです。ただ、ムック本には広告を出しています。ムックは別物です。
P.S.2 来週、またアストロアーツからムック本が出ます。「デジタルカメラ超望遠撮影術 プロに学ぶ作例・機材・テクニック」1月30日発売です。このムック本の裏表紙はBORGが広告を出しています。こういうムック本は広告を出す意味があります。多くが新規のお客様だからです。でも今、専門誌に広告を出す意味はほとんどありません。いやむしろ逆効果です。この辺は本気で書くと差し障りがあるのでやめておきますが、読者が喜ぶ記事を書くには、広告は不要(というか邪魔)であるというのが私の考えです。
P.S.3 CP+2013の準備ですが、今日からようやくスタート。当然の如く週末は準備に追われます。搬入まで5日しかないので、さすがに焦りますが、この作業もいかに楽しむかが疲れないポイントです。展示パネルは全て外注に振りましたのでだいぶ楽できました。今年はBORGのノボリも登場します。今回は89EDで撮影した月面、M31、カワセミの大きな生写真パネルがBORGブースに飾られます。正直、凄い迫力です。89EDも4台は展示する予定です。会場で触りたい放題、いじりたい放題です。今年のCP+は見逃せませんよ。過去のCP+の様子はこちら。
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