BORG WORLD 画像作例集

M45rd7870.jpg

BORG77ED+7870+EOSKissSeoSP 初代アトラクス(E-ZEUS)+PHDguiding 10分×12枚加算平均 SIでトーン調整 撮影:矢島様

<撮影者のコメント>
今回はM45を狙ってみました。レデューサー0.7×DGT【7870】にしてから微光星もかなりのレベル(数ピクセル)で撮れるようになりましたが 、輝星の肥大化があるかなと少し気になっていました。散光星雲(わし星雲や北アメリカ星雲+ペリカン星雲)を撮るのにもちょうど良い画角になったのと4隅の星像もかなりシッカリとしているので、これからが楽しみです。良いのが撮れたら(撮れたらですが(^^;)、参考にお送りします。

<中川コメント>
輝星のにじみを気にされているようですが、問題ないレベルだと思います。淡い星雲もよく出ていて、写りとしては大変良いと思います。これだけ撮れれば撮影が楽しくて仕方ないと思います。今年は太平洋側では天気が非常に良いので、星雲・星団の撮影のチャンスです。月の影響も少なくなるので、ぜひ冬の星雲・星団の撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

P.S.今年の東京の冬は全く雨が降らず、乾燥注意報も連続34日と歴代3位の記録だそうです。ちなみに歴代1位は1973年11月~1974年1月にかけての65日だそうですが、私はこのときのことははっきりと覚えています。1973年の12月24日に念願の11.5cmの反射望遠鏡を買ってもらってから、連日の晴天に恵まれ、嫌というほど星を見まくった時期でした。天気が味方をしてくれて、中川少年が天文知識と実体験の両方をスポンジのように吸収した時期です。このころから、将来望遠鏡の職につくことは運命付けられていたのかもしれません。今回のこの記録は、全国で将来の中川少年が育っている可能性があります。このまま、今年の天文現象が全て晴れるならば、まさに40年ぶりの快挙ということになるかもしれません。でも晴れそうな予感がするんです。当時と同じにおいがぷんぷんしているのです。期待出来ると思いますので、今の内にBORGを入手しましょう。今日もコンスタントにご注文、問い合わせがきています。
 

 

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