BORG WORLD 画像作例集

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 ミニボーグ50改+マルチフラットナー1.08倍DG【7108】+EOS KISSX2改 f270mm F5.4 ISO1600 5分×4枚 撮影:山内壮介様 オリオン大星雲の影で注目されませんがminiBORG+低倍率で見ると三ツ星に絡みつくようなδとΩを合わせたような星列が見事です!中央像はポテッとしたアクロマートの優しい星像。輝星も穏やかに滲んで好ましい程度。周辺像は、輝星ほど光芒の変形が目立つが微星は中心部とほとんど変わらず。ちなみに、この50はロッコール改造鏡筒なので絞り付き。絞ると絞りの回折像が現れて、オールドレンズの味わいが(笑)

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中央と周辺の星像の違いと絞り(カメラレンズ用絞り流用)による星像の変化 640-IMG_6365.jpg

周辺減光の様子 「ハイコン+疑似カラー化で周辺減光(ブレセペ)」 miniBORG50改 ×1.08 EOS Kiss X3 f270mm F5.4 180秒 ISO:1600 周辺減光はごくわずかです。

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<撮影者のコメント>
中川さんこんにちは。福島の山内です。本年も飛ばしてますね。星の話題もあってバランスがよくなったような(笑)。miniBORG50 ×1.08フラットナー&ポタ赤(CD-1)のいい画像が撮れたので送ります。それにしても1.08倍フラットナーの星像の補正能力の高さには毎度驚きます。でももうちょいアクロらしい滲みがあったほうが星列が目立つのにと贅沢なことをいったりして(^^; ちょっとぽてっとした優しい星像なので星の並びの面白い星団にぴったりです。シャープな星像が王道なのであまり理解してもらえませんが・・・。アクロの製造中止は早まったかも(笑)http://kanotuno.at.webry.info/201201/article_8.html

ついでに機材の画像はTOASTに対抗してポタ赤のアイベル製CD-1で撮ってます。無骨なデザインで大きめですがCP値は高いです。星見(撮影)に行くのに車利用ならそれほどコンパクト化しなくてもいいというのもありますが・・・。ただポタ赤だと軽量のminiBORGでも成功確率は低いので、インターバルタイマーでカメラ任せ&撮れればもうけもの、という撮影態度と、ある程度製品の性格を理解してないと厳しいですね。 http://kanotuno.at.webry.info/201201/article_7.html

<中川コメント>
相変わらず山内さんは他の方がやらないテストをしていただけるので助かります。今回も50アクロ+7108という星屋さんは最初からあまり考えない組み合わせで撮影をされています。50アクロ+7108は私が花の写真等で非常に好成績を挙げているので、もっと真似される方が出るかなと思ったら、意外と不人気でしたが、穴場はこういう人がやらない組み合わせにこそ存在するものです。まずは、チャレンジしてみることが重要です。

P.S.今日もユーザー投稿が相次いでいます。掲載までには、少々お時間がかかる場合がありますので、ご了承ください。

P.S.2 ソニーが次世代の「積層型」の裏面照射型CMOSイメージセンサーを開発したというニュースは目をひきました。この技術が今後のデジカメにどう影響を与えるのか?よく分かりませんが、相当画期的な技術のようです。小型のセンサーと相性が良いようなので、デジボーグにも良いニュースのような気がします。いずれにしてもワクワクするニュースが多く嬉しい限りです。

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