本日３回目の更新です。１回目（電車）はこちら。２回目（カワセミ）はこちら。

■VIXEN社45°正立プリズムの場合A：P25対物 + [7366] + [4317] + [7316] + [7314]※1 + [4611] + 「45°正立プリズム」 + アイピース※1 [4611]の31.7mmバレルが少々はみ出すが、[7317]に替えると無限遠が出なかったため妥協。

■VIXEN社45°正立プリズム使用の場合B：P25対物 + [7366] + [7362] + [7860] + [7522] + [7314] + 「45°正立プリズム」 + アイピース

■２インチ正立プリズム[7776]使用の場合A：P25対物 + [7366] + [4317]※1 + [7776]※2 + ([7508]※3 +) [7522]※4 + [7315] + アイピース

※1 [4317]接眼ヘリコイドSは、31.7mmスリーブADを外してM42P0.75メスネジで接続
※2 [7776]2インチ正立プリズムは、通常と逆向き(M42P0.75オスを対物側、メスを接眼側)に接続
※3 Φ60鏡筒バンドを使う際に使用。[7500]M6キャップネジで[7776]に固定。
※4 [7776]のM42P0.75メスに[7315]M36.4オスを接続するために使用。M57ネジは未使用。

■２インチ正立プリズム[7776]使用の場合B：P25対物 + [7366] + [7362] + [7860] + [7601] + [7508] + [7776]※1 + [7522]※2 + [7317]※2 + アイピース

※1 Φ60筒([7860] + [7601] + [7508])の中に組み込み

※2 [7522]は[7508]に接続。なお、[7522]+[7137]は31.7ADTがあればそちらの方がベター

■[7777]使用の場合A：P25対物 + [7366] + [4317]※1 + [7522]※2 + [7777] + [7315] + アイピース

※1 接眼ヘリコイドSは、31.7mmスリーブADを外してM42P0.75メスネジで接続
※2 [4317]のM42P0.75メスに[7777]M36.4オスを接続するために使用。M57ネジは未使用

■【7777】使用の場合B：P25対物 + [7366] + [7362] + [7860] + [7522] + [7777] + [7317] + アイピース

※1 今回使用のアイピース(NPL15mm)では無限遠がギリギリでした。アイピースによってNGの可能性大。

＜渡辺様のコメント＞

 「手持ちのパーツでとりあえず試してみました」という感じなので、参考情報レベルでお願いします。一応、接続をお知らせしておきます。

●合焦条件について
なお当然ながら合焦範囲は使用するアイピースによって異なります。特に今回ご紹介した各接続では、最短焦点距離を稼ぐためにあまり光路長に余裕をとっていないので、アイピースによっては無限遠で合焦しない可能性がありますのでご注意下さい。

ちなみに今回使用したVIXEN社のNLV12mm(約15倍)アイピースの場合、合焦範囲はおおよそ以下の通りでした。
(VIXENプリズムの場合、ヘリコイドが1つしか入れられなかったため近接が不利になっています)
[7776] 約3m ～ ∞
[7777] 約3m ～ ∞
VIXEN45° 約5m ～ ∞

●[7860]を使用したバージョン追加で、[7860]M57ヘリコイドLⅡを使ったバージョンを考えました。大きくはなりますが、接続はシンプルだし、ロングストロークのお陰で近接は強くなるしで、こちらの方がベターかと思います。ゴツい金属ヘリコイドに可愛い対物レンズがついてるというルックスも、中々味があってgoodです(^^;)

以上です。長文失礼しました。それにしてもBORG製品の組み合わせは本当にいくらでも広がりますね。今後とも汎用性溢れるリングを期待しております。

＜中川コメント＞ペンシルボーグ25は、ある意味一番ボーグらしい望遠鏡で、他社ではまず製品化を考えるようなスペックではないと思います。そこを敢えて製品化するのがボーグのボーグらしいところなのです。意外や意外、ペンシルボーグは最近良く売れています。実は良く見えるし、よく写るのです。ボーグ沼にはまってパーツの使い道を探している方には、ちょうど良い遊び道具だと思います。ペンシルボーグの記事はこちらも参照ください。