スリムフラットナー1.1×DG【7110】生産終了品 ※価格は生産中止当時の価格です。
品番:【7110】 標準価格:¥27,810(税抜)
36EDの周辺像を劇的に改善するフラットナー登場 2013/10/30発売 

<本製品の特長>
◎コ・ボーグ36ED用の1.1倍のフラットナーです。220mmF6.1というスペックになります。
◎APS-Cサイズの周辺までシャープな像を実現しました。
◎その名の通り、スリムな外観。装着したままでも邪魔になりません。
◎対物レンズの焦点距離200mm前後に対応する業界初の補正レンズ。
◎ペンシルボーグ25やミニボーグ50、さらには焦点距離200mm前後のファインダー用レンズですら良好に補正します。※36ED以外の周辺像についてはメーカー保証外です。P25+7110の作例はこちら
◎取り付けはM42P1ネジ。Tリングオス(M42P0.75オス)ネジからは【7855】を併用します。M57メスネジからは【7523】を併用してください。
◎カメラマウントはボーグ製がダイレクトに装着可能。
◎本製品の併用により、コ・ボーグ36EDの用途が広がります。天体、野鳥撮影はもちろん、風景、鉄道、レース、動物等、カメラレンズと変わらない幅広い対象がボーグ画質で撮影することが可能になります。
◎最初からカメラ間のフランジバックの差(ミラーレスと一眼レフ)を考慮した親切設計です。
◎レンズ単体が単独で外れて、アイピースの先端に装着可能。メーカー保証外ですが、アイピースによっては効果があるかもしれません。
◎本製品の仕様概要はこちら。本製品の作例画像はこちら
◎本製品を使用した作例画像はこちら。特にオリオン中心付近の画像は圧巻です。こちらから。
36ED+7110+EOS60Dによるはくちょう座ガンマ星付近のシャープな作例画像はこちらから
◎55FLと本製品の組み合わせのチャートはこちら。(ミラーレスと一眼レフで取付方法が変わります)
36ED+7110による星雲・星団の作例画像を掲載したユーザーのブログはこちらから。

<本製品の開発の背景>
コ・ボーグ36EDは200mmF5.6EDという非常に魅力のあるスペックの望遠鏡で、発売以来大人気を誇っています。唯一の欠点は、中心像が非常にシャープなのに比べ、周辺像がコマ収差で大きく乱れることでしたが、その欠点をこのフラットナーが解決してくれます。スリムな外観にも関わらずイメージサークルはAPS-Cサイズを確保。周辺まで光量落ちの少ない、シャープな像をお約束いたします。

実はこのクラスの補正レンズは設計が難しく、今まで市場には存在しない製品でした。よって、焦点距離200mm前後の天体望遠鏡は撮影用には向かないという烙印を押されていましたが、本製品の登場により、天体望遠鏡がカメラレンズに近付いて、相互の垣根が低くなったといえるかもしれません。

ぜひ、本製品を積極的にお使いいただき、カメラレンズにはない天体望遠鏡のf200mmの破壊力を見せ付けていただければ嬉しく思います。アイソン彗星の撮影にも最適ですので、今流行のポータブル赤道儀との組み合わせでお手軽・高画質を実践していただければ、天体写真の敷居も下がるものと思います。

<本製品使用上の注意>
◎歪曲収差について:格子状の模様などを写すと糸巻き状の歪みが目立つことがあります。
◎周辺減光について:露出過不足の場合、APS-Cの四隅の光量落ちが目立つことがあります。
以上2点とも本製品の仕様につき、ご了承ください。
本製品はミラーレスと一眼レフでレンズセルの取り付け方向が逆になります。右下の説明書通りに組み合わせないと本来の性能が全く出なくなりますのでご注意ください。


※本製品は生産中止(完売)となりました。(2021年3月)

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