BORG WORLD 画像作例集

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奈良・大神神社絵馬(2016/01/01夕方) フジX-T1+BORG50mmF2.8 ISO6400 手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント> 毎年その絵のうまさに感心する奈良の大神神社の絵馬。フジのデジカメはISO6400とは思えない低ノイズ。フジの絵作りのうまさにも感心するばかり。DSCF2639s1.JPG
奈良・東大寺二月堂(2016/01/01深夜) フジX-T1+BORG50mmF2.8 ISO6400 手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>今年の大晦日の東大寺は例年よりもかなり空いていた。こんなことは初めてかも?直前に雨が降ったのが響いたか?DSCF2680s1.JPG
 奈良・東大寺大仏殿(2016/01/01深夜) フジX-T1+BORG50mmF2.8 ISO6400 手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>お正月は大仏さんの前の扉が開く。フジのISO6400の威力でBORG50mmF2.8でも手持ちでも余裕で撮影出来た。ありがたいデジカメだ。DSCF8347s1.JPG
今回の撮影機材1 左:36ED+7524+7761+60Φ鏡筒+フジX-T1 右:フジX-M1+BORG50mmF2.8
<中川コメント>今回の奈良行きはフジのデジカメ4台のみというフジと心中の旅だったが、これが正解。monkey.jpg
モンキー星雲 撮影日:2015年11月21日 ミニボーグ60ED+マルチフラットナー1.08×DG, SXP赤道儀 Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3, IDAS/SEO LPS-P2-FF使用, ISO800, 露出240秒×32コマ ペンシルボーグ25+ASI120MM+PHD2によるオートガイド ステライメージVer.7.1dで処理 撮影者:HIROPON様

<撮影者のコメント>
都心の自宅近くで撮影したモンキー星雲です。これもミニボーグ60EDとマルチフラットナー1.08×DGの組み合わせですが、APSサイズでは画面隅までピシッと点像になる上、周辺減光も穏やかでフラット補正も決めやすく、最近すっかりお気に入りの組み合わせです。

どうも昨今「空の暗いところに行かなければダメ」とか、「冷却CCDじゃないといいものは撮れない」といった主張が幅を利かせすぎていて、天文趣味の敷居を無駄に高くしているような印象がありますが、現在のデジタル技術をもってすれば、3等星すら怪しいような空でも案外写るもの。都会に住んでいて遠征がままならないという人も諦めずにチャレンジしてほしいと思います。光害に埋もれた本来の星空を掘り出すのも、それはそれで楽しいものです。さて、今年1年、大変お世話になりました。これからの新製品にも大いに期待しております。

<中川コメント>
この投稿は年末にいただいたものなのですが、さる年のモンキー星雲ということで、2016年の最初のブログで掲載させていただきました。都会での天体写真は今後、キーワードのひとつになるでしょう。まずは都会でそこそこの天体写真が撮れるようになる。そこが出発点として重要と考えます。そこがうまくいけば、空の良いところで撮影すればさらに美しい天体写真が撮れるようになる。やはり、日頃の練習、基礎の積み重ねが重要なのです。その意味でも、あまり大げさでない機材での撮影が重要になってくるというわけです。DSCF2928xs1.JPG
ハイスピード55ポラリエ仕様:BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+試作マルチバンド60Φ+ロングプレート200+アルカスイス台座+テレスコ工作工房製DU-5+テレスコ工作工房製PCB-EQ2(今後EQ3に移行)+ビクセン製ポラリエアングルプレート35VPミニ三脚DX+フジX-M1 撮影:中川昇(36ED+7110+X-T1にて)
<中川コメント>
奈良にポタ赤を持参すること10数回。やっと晴れました。ただ、ハイスピード55ポラリエ仕様なら曇られてもさほど痛くありません。軽くてコンパクトだから毎回新幹線と電車とバスと徒歩でさほどの負担なく持ち運べます。これは大きなメリットだと思います。 DSCF2925xs1.JPG
ハイスピード55ポラリエ仕様:BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+試作マルチバンド60Φ+ロングプレート200+アルカスイス台座+テレスコ工作工房製DU-5+テレスコ工作工房製PCB-EQ2(今後EQ3に移行)+ビクセン製ポラリエアングルプレート35VPミニ三脚DX+フジX-M1  撮影:中川昇(36ED+7110+X-T1にて)
<中川コメント>
今回の年末年始はあまりにも暖かく、思わず昼間から宣伝写真を撮影してしまいました。それにしてもあまりにもカッコ良すぎるぞ、ハイスピード55。年明けも結構ご注文をいただきました。それにしてもテレスコ工作工房さんのオリジナル品の出来がまた素晴らしいこと。ハイスピード55と最強の組み合わせだと思います。SWATにするかポラリエにするか?両方あると超最強ですよ。

さらに注目していただきたいのが、この宣伝写真、36ED+7110+X-T1によるものなのです。そのシャープさとボケの美しさは比類ないかも?何かと使えるコ・ボーグでした。DSCF8262s2.JPG
M45プレアデス星団 ハイスピード55ポラリエ仕様:BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+試作マルチバンド60Φ+ロングプレート200+アルカスイス台座+テレスコ工作工房製DU-5+テレスコ工作工房製PCB-EQ2(今後EQ3に移行)+ビクセン製ポラリエアングルプレートVPミニ三脚DX+フジX-M1 撮影地:奈良県桜井市にて 撮影:中川昇
<中川コメント>
奈良の大神神社のお参りの帰りに寄った展望台で撮影。有名な展望台なので、ひっきりなしに夜景の見物客が来ます。30分ほどの間にちゃちゃと撮影したものです。ISO4000で13秒露出。1枚撮り。JPEG撮って出しでここまで写るという事実が重要です。フジのデジカメは本当にすごい!リモコンを忘れて長時間露光が出来なかったのが惜しまれます。 DSCF8272xs1.JPG
M42オリオン大星雲 ハイスピード55ポラリエ仕様:BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+試作マルチバンド60Φ+ロングプレート200+アルカスイス台座+テレスコ工作工房製DU-5+テレスコ工作工房製PCB-EQ2(今後EQ3に移行)+ビクセン製ポラリエアングルプレートVPミニ三脚DX+フジX-M1 撮影地:奈良県桜井市 撮影:中川昇
<中川コメント>
年末の中辻さんのM42に触発されて、意地で撮影したもの。時間的に東天低く、展望台の樹木がどうしても入り込んでしまいました。ISO4000で10秒露出。1枚撮り。JPEG撮って出し。リサイズ以外何も加工なしでこのピンクが出るのがフジのデジカメの凄いところ。この1枚だけでも奈良に一式持参した甲斐がありました。他のカットでは馬頭星雲もかろうじて写っていました。

P.S.改めまして、明けましておめでとうございます。今年もBORGをよろしくお願い申し上げます。奈良の作例もまだまだたくさんありますし、年末の7215カワセミも、そして何よりユーザー様から大量の投稿をいただいております。さらには、たくさんの新年ご挨拶メールもいただいております。誠にありがとうございます。当面ブログネタには困りませんが、掲載までは時間がかかると思います。大変恐縮ですが、ご了承いただければ幸いです。

P.S.2 上の星雲星団の作例を撮影した奈良の展望台では夜景を見に来た人たちが、口々に星の話をするので正直かなり驚きました。関心も知識も相当深く、撮影中の私に話しかけるつわもの?や横目でちら見する若者も。星座や星雲星団の名前や天文現象の話題まで、天体ブームは本物かも?と感じました。双眼鏡があれば貸してあげて見せれば相当盛り上がったでしょう。ただ、10数組中、星の写真を撮ろうとする人はゼロ。夜景は撮影しても星が写るとは思っていない人がほとんど。逆に言うと、潜在的な需要層はものすごく広いかも?と感じました。ただ、それがBORGまでつながるか?というと道程は遠いでしょうね。

P.S.3 というわけで、全然語り足りませんが、追々語ります。明日から正式営業開始ですが、午前中は新年式のため午後からの営業開始です。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。本年もBORG開発者ブログをよろしくお願い申し上げます。

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