BORG WORLD 画像作例集
2011年12月26日 18:43 71FL,カワセミトビモノ,K-5

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<共通データ>ミニボーグ71FL(直焦点)+K5(マニュアルフォーカス) ISO1600 1/800~1/1600秒 トリミング 手持ち撮影 スポット測光 雅 撮影:中川昇 2011/12/25 ※3枚目は瞬幕が写っています。

<中川コメント>
自画自賛モードですが、今回のホバリング画像は相当ハイレベルな画像だと思います。今回は皆さんの参考になるようにホバリング撮影のコツを書いてみたいと思います。まずホバリング自体が撮影出来ないとお話になりませんから、ホバリングしやすい固体探しや場所探しは非常に重要です。季節は餌の少ない冬が一番です。次に時間はやはり朝早いほうが良いですが、これはホバリングする確率が高いこともさることながら、朝早いと斜めの光線状態になり、絵になりやすくなります。また、上の画像のように青が出やすくなりますから、ますます絵になりやすいというわけです。また、撮影する角度も重要ですが、こればかりはどこでホバリングするかは分かりませんから、何ともいえませんが、あえて逆光で撮るのもありだと思います。対物レンズですが、71FLは実にホバリング向きです。77EDIIでは重すぎ、かといって50FLでは軽すぎ、71FLが明るさも軽さもちょうどよいのです。カメラはズバリK5がおススメです。連写も速い、ピントはホバリング中のカワセミの顔でフォーカスエイドが効きますので、ピントを外す心配がありません。とにかく慌てず、最初にピントをきちんと合わせてから連写します。ピントが合っていないのに連写しても無駄打ちになります。K5は20枚ほど連写をすると連写が遅くなる欠点はありますが、それ以外に不満はありません。71FLとのバランスもよく、ホバリング中のカワセミを捕捉し損なうことは今まで1回もありません。しかも照準器なしでです。絞りはあると便利です。とにかく、ボーグのマニュアルフォーカスによるホバリング撮影はピントさえ合えば、とんでもなく高解像度のホバリングが得られます。しかも、全て自力で撮影したという深い満足感、充実感、幸福感が体中を満たしてくれますから、撮影後の精神的な気持ちのよさが半端ではないのです。これはカメラレンズでは得られないドーパミンでまくりの新鮮な体験が味わえます。しかも毎回です。というわけで、カワセミ次第ではあるのですが、71FL+K5の組み合わせだとそんな気持ちの良い体験への近道であることは間違いありません。いってみればクレー射撃で高得点を得たときの満足感が得られる、ということでしょうか?このエキサイティングな体験を知ってしまうともう後には戻れません。さらなる欲がでてきます。もっとシャープに、もっと大きく、と次に夢と希望が出てきます。これが人間にとって実に重要なのです。というわけで、いまだに興奮さめやらぬN川でした。このレベルの画像があと50枚はありますので、少しずつご紹介していく予定です。

P.S.週明けの今日もボーグ本体、対物レンズ、ボーグパーツと売れています。お陰さまで12月としてはボーグ過去最高の売上を達成しました。12月に限らずにみても過去2番目の売上は間違いない状況です。本当にありがたい限りです。ただ、あまりに忙しすぎて体調がやや崩れ気味ですので、無理なく無理して何とか乗り切ろうと思います。メールのご返事の遅れ、発送の遅れ等、ご迷惑をお掛けすることもあるかとは思いますが、何卒ご理解いただければ幸いです。出来れば販売店をご利用いただければ助かります。

P.S.2 ニコン1V1+FT1の作例もあるのですが、時間切れで明日以降に掲載予定です。結果としては非常に良好な結果で、デジボーグとの組み合わせでAEも拡大ピント機能も使えます。それと例の大彗星ですが、順調に尾が伸びているようです。こちらこちらから。それと明日の夕方は月と金星が接近します。これも美しい光景です。情報はこちらから。

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