TOMIX HO情報室
昨年末に発売いたしました『50000形VSE』。
今回も引き続き、製品の見どころをご紹介いたします。
2017.01.19.up
50000形VSEは10両編成の内、前後の5両で左右対称のデザインとなっています。その5両単位のそれぞれ中央に当たる3号車と8号車は、各種設備が集約され、屋根の肩の部分には天窓も設けられています。これらの車両は、カフェ、喫煙ブース(現在はパンフレットスペース)、トイレ・洗面所が配置され、客席は3号車がサルーン、8号車が車いす対応座席2席を含む普通席となっています。
製品ではモーター車ながら、独特の曲線を描くカフェカウンターやトイレの仕切りが特徴的な室内を可能な限り再現しており、さらに3号車(写真左下)のサルーンと8号車(写真右下)の車いす対応座席も作り分けています。
50000形VSEの展望席は、グループでの利用も想定し、前から3列目までが向かい合わせとなる、ラウンジ形式に転換できます。
製品でもこうした実車の特徴を再現すべく、シートパーツの向きを変えて取り付けることで、座席配置のバリエーションをお楽しみいただけます。
50000形VSEの客室は、"VSE"のネーミングが示す通り、開放的なドーム形の天井になっています。照明は電球色LEDを採用し、木質材料を用いた内装やオレンジのモケットと相まって、リビングのような温もりある明るい雰囲気を演出しています。
製品では、別売の電球色の室内照明ユニットを取り付けることで、窓越しに垣間見える暖かみのある室内がお楽しみいただけます。また、先頭車は展望室に標準で室内灯を取り付け済みとしており、同ユニットは後部の客室への1個使用としています。大きな窓からのぞく展望席の夜間シーンも実感的です。一方の中間車は、同ユニットを短くカットして2つ使用することで、1両当たりの車体長が短いながらも、車端まで十分な光量を確保しています。なお、限定品では全車に同ユニットを取り付け済みとしています。
洗練されたフォルムと美しい外観もさることながら、
インテリアにもこだわりが詰まった50000形VSE。
室内灯も装備したフル編成は魅力的ですね!
[戻る]
Copyright.(c) TOMYTEC,All right Rserved