完成が近づいてきた「名古屋鉄道モ510形(標準色)」。
今回は屋根上を中心にご覧いただきましょう。
2007.01.26up
旧型車両ではごく一般的だった一灯式のヘッドライトが古き良き時代を感じさせますね。
実車では後年、シールドビーム化されました。
製品ではリムも銀色でしっかりと表現し、実感的なものとなっています。
集電装置は、当初のポール式からビューゲル化を経て、後年はパンタグラフに再度変更されました。
シンプルな一本シューが特徴的なPT52J形パンタグラフは、新規製作し、そのフォルムを的確に表現しています。
また、金属製の上枠・下枠には塗装を施し、質感をアップしています。
丸みを帯びた屋根上には、パンタグラフ、避雷器、ヒューズ箱、ベンチレーターなどが並び、クラシカルな雰囲気が漂っています。一体成型ながら各種配線類も表現しており、実感的ですよね。
パンタグラフの左手前に見えるのは、側面ドア横から連なる昇降用のステップです。
同形では特徴的なボディの方に目が行きがちですが、屋根上も見れば見るほど味がありますね。
2月の情報室も見どころ満載でお送りいたします。
次回もどうぞお楽しみに!
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