TOMIX HO情報室
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青函トンネル通過用の新型機関車『EH800形』を
いよいよ今月発売いたします!
今回は各部のディテールをご覧ください。

2018.07.26up

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 ファーストショットではEH500形の試作機や1次形とそっくりな状態でしたが、塗装が施されて組み上がると、ご覧の通り個性的なEH800形ならではのフォルムとなりました。車体の赤色は、EF510形0番代などと同様に鮮やかなもので、車体周りには本州と北海道を結ぶイメージの白色の帯が一直線に巻かれ、新幹線との共用区間を走行するスピード感を表す銀色のウェーブがあしらわれています。スカートの形状はEH500形とは若干異なり、スノープロウも後退角が浅くステップが直接取り付けられたタイプになっています。
 製品では、そのようなEH500形とは似て非なる同形特有のフォルムを細部まで再現しています。
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 1エンドの屋根上には、25000V対応の太くて高いガイシが並び、特高圧引き通し線は大型のものが搭載され、ひと際目を引く存在となっています(写真左)。パンタグラフは、在来線用をベースに25000V対応としたFPS6形とし、折り畳んだ時の高さを低くするための窪んだ台座が特徴となっています。さらにクーラーの横には、新幹線で標準装備されている検電アンテナが取り付けられています(写真右)。
 製品でも、新幹線との共用区間を走るEH800形ならではの、これらの特徴をしっかりと捉えて、各部を再現しています。
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 EH800形の台車は、EH500形などでも採用されているFD7形をベースに脱線時の逸脱防止ガイドを装備し、スピードメーターケーブルを始めとした各種ケーブル類が取り付けられています(写真左)。また、連結部分には新幹線用のDS-ATCの車上子が取り付けられています(写真右)。
 製品でもこうした足回りの特徴も再現しており、DS-ATCの車上子はドローバーパーツに成形するなど、リアリティーを追求しています。

青函トンネルの貨物列車を一手に引き受ける『EH800形』。
北海道への貨物輸送に欠かせない同形をお手元にいかがでしょうか。
次回もお楽しみに!

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