TOMIX HO情報室
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ED79形に代わる現在の青函トンネルの主「EH800形」。
製品も発売に向けて鋭意開発中です!
まずは実車紹介と共にファーストショットをご覧ください。

2018.06.29up

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 EH800形は、2016(平成28)年3月に開業した北海道新幹線と青函トンネルを共用するのに伴い、2012(平成24)年に登場した交流電気機関車です。JR貨物の交流機としては初の新形式となりました。同形の大きな特徴は、新幹線用の電圧に昇圧される青函トンネルを走行できるように、在来線の交流20000Vでも新幹線用の交流25000Vでも走行可能な複電圧対応となった点です。試作機による各種試験を行った後、2014(平成26)年より量産機が登場し、営業運転を開始しました。北海道新幹線が開業してからは、青函トンネルを通過する貨物列車のすべてをけん引し、東青森〜五稜郭間を中心に運用されています。「カシオペア紀行」や「カシオペアクルーズ」が北海道に乗り入れた際には、E26系客車の先頭に立ち、旅客列車を担当したことで話題を呼びました。
 トミックスは、1号機以降の量産型をセレクトし、スタンダードモデルとプレステージモデルで製品化いたします。
photo    ファーストショットをご覧ください。EH800形は交流機ですが、車体は交直流機のEH500形をベースに設計され、ライト類の位置はEH500形の中でも901・1・2号機と同様となっています。ここから塗装を施して各部のパーツが取り付けられると、EH500形とはまた異なる雰囲気を醸し出すEH800形に仕上がっていきます。なお、鮮やかな赤い塗色を再現するため、ボディの成形色は赤色としています。
 
 2エンドの両側面には、青函トンネル用のデジタル無線LCXアンテナを搭載しており、その箇所に膨らみがあります。実車でも最大で約82mm程度の薄いものですが、未塗装の状態ではご覧の通り、その形状がよくお分かりいただけるのではないでしょうか。形状は両側面で異なっており、製品ではそうした特徴も踏まえて再現しています。

特殊な用途で見どころも満載の『EH800形』。
次回はより詳細な製品の特徴をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!

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