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2009.06.04up
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 EF210形は、老朽化したEF65形の後継機として、また、東海道・山陽本線でのコンテナ列車1300tけん引拡大に備えて開発された直流電気機関車です。
1996(平成8)年に試作車のEF210-901が登場し、1998(平成10)年より量産が開始されました。
同形は、制御機器にVVVFインバータを採用、外観はブルーとグレーを基調とした塗色とし、側面には大きくJRFマークを配したことで、従来の直流機のイメージを一新しました。また、機関車では初めて愛称名を公募し、省エネ性能や岡山への配置などから「ECO-POWER 桃太郎」と名付けられました。
当初、岡山機関区に集中配置されていましたが、現在では新鶴見、吹田の両機関区にも配置され、東海道・山陽本線を中心に、東北・高崎線、さらには瀬戸大橋線を経由して四国地区へも運用されています。
直流機の主力と成りつつある同形は、形態のバリエーションが多く、1998(平成10)年より製造された0番代(1~18号機)は、試作車を基に構造の簡素化、保守性の向上などの改良が図られました。2000(平成12)年の増備車からは、制御システムの一部を変更し、100番代とされ、108号機までは下枠交差型パンタグラフPS22形が搭載されていました。2002(平成14)年に増備された109号機からは、シングルアームパンタグラフFRS-4形に変更され、現在はこのタイプが最も多くなっています。
製品は、0番代の下枠交差型パンタグラフ搭載車、109号機以降のシングルアームパンタグラフ搭載車、さらにプレステージモデル(101~108号機の下枠交差型パンタグラフ搭載車)の3種類をラインナップいたします。
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EF210形0番代のファーストショットです。
現代の機関車らしい、シャープでスピード感ある外観を再現しています。
完成に向け、ディテールアップされていく様子を逐次ご紹介してまいります。
次回も『EF210形』の情報をお送りする予定です。
どうぞお楽しみに!
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