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E231系シリーズに『0番代』が仲間入りです!
今回は、その第1弾となる『総武線』の見どころを
実車紹介を交えてご紹介いたします。
2015.03.26up

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 2000(平成12)年にデビューしたE231系は、同一形式内で用途によって通勤タイプと近郊タイプに仕様を分けた「一般形電車」で、0番代は、中央・総武緩行線と常磐快速・成田線用に投入された通勤タイプのグループです。最初の投入線区となった中央・総武緩行線の0番代は、5号車に6ドア車を組み込んだ10両編成とされました。先に登場していた209系500番代と区別するために、先頭車前面が銀色で塗装されているのが特徴で、三鷹〜千葉間を中心に運用されています。
 製品は、中央・総武緩行線で活躍する0番代のうち、最終増備車のB80〜B82編成をプロトタイプとし、両先頭車とモハユニットによる4両基本セット、6ドア車とモハユニットによる3両増結セット、単品でサハE231形0番代をラインナップしています。これらを組み合わせることで、実車と同様の10両編成をお楽しみいただけます。
photo 製品のプロトタイプであるB80〜B82編成は、2006(平成18)年に登場したグループで、それまでに製造された編成とは細部に違いが見られます。そのひとつがスピーカー準備フタで、従来の中央・総武緩行線用の0番代にはなく、最終増備車から設置されるようになりました。
 製品では、最終増備車の特徴を捉え、側面上部の帯の部分に片側2カ所ずつ設置されたスピーカー準備フタを再現しています。
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 屋根上をご覧ください。従来の先頭車では1つだった無線アンテナが、最終増備車は当時開発が進んでいたE233系と同様に、2重系統化やデジタル無線に対応するため2つ設置されました(写真左)。
 モハユニットのパンタグラフもそれまでの角形アームのPS33B形からE233系と同様に、丸形アームのPS33D形に変更されています(写真右)。
 製品では、このような屋根周りの細部も再現しています。
JR東日本の「一般形電車」のスタイルを確立したE231系。
次回はもうひとつの0番代『常磐・成田線』をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!
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