マークfoto ボンネット1タイトル

485系といえば、ボンネット型で決まり!
初めて担当者が485系に乗ったのは夏休みの家族旅行で、上野から山形行の「やまばと」、先頭車は国鉄特急の雄『ボンネット』でした。ところが東北地方は運悪く集中豪雨、発車時点からベタ遅れで、なんと途中白河でキハ181系「つばさ」にまで道を譲る始末。それでも何とか遅れを取り戻そうと、日の暮れた板谷峠を駆け上がるも力走及ばず2時間半遅れで山形到着・・。
こんな体験で強烈な印象を心に焼き付けたボンネット485系、そんな担当者の少年時代の思い出を「国鉄時代の485系といったら やっぱりボンネットでしょ!」という力強いお客様の声が後押 ししてくれました。とりあえず先頭車だけと思いつつ、気が付け ば「きのこ形クーラー」搭載の初期車各形式全ての企画書を書き始 めていたのでした・・・

ビンネット実車フォト
『こだま型』の継承者、485系
東海道本線全線電化に併せて颯爽と
登場したモハ20系電車(後の151系)による初の特急電車が「こだま」です。国鉄技術陣は「静 かでかつ乗り心地が良いこと」を目標に、長距離用新性能電車の 先駆けとなる画期的な性能の電車を完成させました。中でもボン ネットスタイルの先頭車は、騒音の大きな部分を占める大形の電動発動機やコンプレッサーをなるべく客室から遠ざけたい、という技術陣の思いから生まれたものでした。運転室はボンネット後方の高い位置に設置され、バランスのとれたスピード感あふれるデザインが確立したのでした。
そのボンネットスタイルは、新たに開発された交直流対応の481・ 483系及び485系・489系にいたるまで多少のマイナーチェンジを経 ながらも受け継がれ、交直流電車の特徴を最大限に生かし、東北から九州まで全国の主用幹線で活躍しました。2002年5月現在、日 本海縦貫線を担当するJR西日本の京都総合運転所・金沢総合運転 所に配属され、後輩の"ゲンコツスタイル"の485系等とともに最後 の営業運転を続けています。
 ボンネットイメージフォト
ボンネット模型フォト 写真は先頭車クハ481-100のファーストショットです。一部レジンパーツとはいえ(ファーストショットとしても未完成ですが)、チョットだけ見せてあげます。(実は見せたい一心っ!!!)
次回から詳細を紹介しますので、期待して、 刮目して待たれたし!!!

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