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2006.07.21up 

 489系は1970(昭和45)年、信越本線の横川〜軽井沢間に立ちはだかる碓氷峠で、専用補機であるEF63形電気機関車との協調運転が可能な交直流特急形電車として登場しました。
同系は製造年次の違いにより、ボンネット形の0番代、貫通型の200番代、非貫通型300番代の3タイプに分かれます。
峠越えの際はEF63形との協調運転をするため、横川方にあたるクハ489形は協調用のジャンパ連結器を装備し、ボンネット形では500番代、貫通型では600番代、非貫通型では700番代となっています。
1992(平成4)年頃より、同線を走る189系直流特急形電車と共に車内設備の改良に併せ、赤とクリームの国鉄特急色から、明るいグレーをベースにモスグリーンとグレーの帯の「あさま色」に変更され、横川〜軽井沢間が廃止される1997(平成9)年9月30日まで走り続けました。
 トミックスHOシリーズでは初の貫通型”ゲンコツ” は「あさま色」を纏った489系になりました。
ラインナップはクハ489形200・600番代の両先頭車と、AU13・71形クーラーを装備したモハユニットの4両を『基本セット』とし、増結セットはサロ489形とモハユニット2両(モハ488形、モハ489形)の『増結セットM』(モーター付き)、モハユニット2両の『増結セットT』(モーター無し)の2種類です。

photo1 お待ちかねのファーストショットです。
クハ489形をご覧いただきましょう。
まだボディに屋根が付いただけで、何とも質素でノッペリした感じはありますが、このシルエットはまさしく「ゲンコツ」そのものですよね。
お気づきになったと思いますが、ご覧の通り貫通扉は別パーツを予定しています。
ここから今秋の発売に向け、肉づけをして行きますので、今後の展開にご期待ください!

いよいよ26日からに迫った「鉄道模型ショウ」では、
今回紹介した『489系(あさま)』のボディに塗装を施して展示する予定です。
どうぞ、お楽しみに!!

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