TOMIX HO情報室
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『223系2000番代』がいよいよ発売です!
今回は量産品を元に各部のこだわりについてご紹介いたします。
2017.12.22up

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 完成した姿をご覧ください。前面部の曲線に沿った貫通扉は非常用で、幌の取り付け口のない独特の形状になっています。スカートは当初、下部の電連部分で分割されたタイプでしたが、後に下部がつながった強化型に変更され、それ以降は強化型で新製されました。運用範囲は現在、北陸本線の直流区間の延長により、北は敦賀まで顔を出すなど、西は播州赤穂から東は米原まで広い範囲で活躍しています。
 製品では、貫通扉下部のステップを別パーツとして、貫通扉をスライドさせる際のレールの溝も再現しています。スカートは強化型に変更後の姿とし、大きな窓に装備されたワイパーは別パーツで実感的に仕上げました。前面表示部は印刷済みのパーツを装着していますが、付属のシールを交換用パーツに貼り合わせ、内容を変更することができます。また、側面表示部はシールを内側から貼り付ける方式を採用しています。行き先は「姫路」「播州赤穂」「米原」「近江塩津」「敦賀」などで、種別は「快速」と「普通」も用意しており、新快速以外の運用もお楽しみいただけます。
 
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 クモハ・モハ形式の床下機器は、搭載される主制御器のメーカーの違いなどによって、同形式でも外観に差異が見られます。写真上は『基本セットA』と『増結セットA』、写真下は『基本セットB』の床下機器です。それぞれの形状の違いがお分かりいただけるのではないでしょうか。
 製品では、こうした細部に至るまで作り分けており、各セットの組み合わせにより、特定の編成をよりリアルに再現することができます。『基本セットA』と『増結セットA』で8両の「W編成」を、『基本セットA』と『増結セットB』または『基本セットB』と『増結セットB』で6両の「J編成」を、『基本セットA』と『基本セットB』の単体で4両の「V編成」を組成します。なお、編成の再現上、『基本セットB』と『増結セットA』の組み合わせはありません。
img  側窓をご覧ください。1〜4次車は窓の一部が中折れ式となっており、横桟があるのが特徴となっています。5次車以降は下降式へ変更となり、横桟がなくなりました。また、窓ガラスの色は2次車以降はグリーンがかったものへ変更されています。
 2〜4次形を基にした製品は、製造時期による形態的な差異も実車にならって再現しています。  

「新快速」を中心に関西方面で幅広く活躍する223系。
「快速」と「新快速」の同系が複々線区間を並走するシーンも再現可能です。
次回の情報室もお楽しみに!  

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