TOMIX HO情報室
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「新快速」の主力として活躍する近郊形電車
『223系2000番代』の登場です!
第1回目の今回は、実車と製品構成を中心にご紹介いたします。
2017.10.26up

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 223系は、1994(平成6)年に登場したJR西日本の近郊形電車です。まず関空快速用に0番代が、翌1995(平成7)年に130km/h対応の新快速用1000番代が、そして1999(平成11)年にさらなるサービスアップを図った2000番代が登場しました。同系はその後も各線区に向けて番代区分された車両が投入されています。今回製品化する2000番代は、JR西日本で初めて車いすスペースや身体障がい車用のトイレが設けられ、床面の高さを低くするなどバリアフリー化が図られた、同社にとって多くの新機軸を採用した車両です。同番代は新快速の標準車両として増備が続けられ、次世代の225系が登場した現在も新快速運用の中心的なグループとして活躍しています。 
 製品は2000番代の内、2次車〜4次車を基にしています。実車同様さまざまな編成を再現できるよう、4両基本セットはAとBの2種を用意し、クモハ形式とモハ形式の床下機器をセットごとに作り分けています。また、増結セットはモハ形式の床下機器が基本セットAと同じで、サハ223形2000番代3両を加えた4両増結セットA、サハ223形2000番代2両の増結セットBを発売いたします。これら4つのセットによって、4両のV編成(基本Aもしくは基本B)、6両のJ編成(基本A+増結Bまたは基本B+増結B)、8両のW編成(基本A+増結A)を組成し、各編成の併結による12両編成もお楽しみいただけます。なお、基本セットA・Bのモハ223形2100番代は、増結セットBに付属の補助電源・コンプレッサーパーツを取り付けることでモハ223形2000番代になり、J編成を再現する仕組みになっています。写真はファーストショットです。直線的な側面と独特な曲線の前面部が織りなすそのフォルムをとくとご覧ください。
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 クモハ223形などのパンタグラフ搭載車には、新製時からパンタグラフを2基搭載できるように準備工事が施されています(写真左)。また、先に登場した221系のスタイルを受け継ぎ、開放的な前面窓を持つ前頭部は、鋼製の構体となっています。この先頭部と各車両の妻面(写真右)はボルト締結で車体の構体に固定する工法を採用し、製造工程の短縮と改造の容易化がなされています。未塗装状態では、その境目がよくお分かりいただけるのではないでしょうか。なお、モデルは妻面にビードのある車両を再現しています。

現在の新快速の代名詞「223系2000番代」。
高速で疾走する同形の長編成は迫力満点です。
次回の情報室もお楽しみに!  

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