前回ご覧いただいた先頭車2種類に続き、
今回は各中間車のファーストショットをご紹介します。
2009.10.22up
■モハ152・モハ153・サハ153形
モハ152・モハ153・サハ153形は、基本的な車体構造が共通となっていました。両端にある幅1000mmの客用ドアや、車内のクロスシートに合わせて配置された窓、車端部に設置されたトイレなど、そのスタイルは以降に登場した急行形電車の普通車における標準タイプとなりました。
写真はモハ152形ですが、妻面の配管の有無など、形式ごとの違いを造り分けています。
モハ152・153形は基本・増結の各セットに含まれ、サハ153形は単品で用意します。
※モハ152形はモーター付と無しの2種となります。
■サロ153形
153系の優等車としては最初に登場した形式です。
車端部には普通車と同じくトイレが設置されていました。
両端の客用ドアは普通車よりも幅の狭い700mmとなり、窓配置は2人掛けの座席1列に1つずつとされたため、小窓が連続する独特の外観となっていました。
製品では、2等車時代の『青帯』と1等車に変更後の『緑帯』の2種を単品で用意します。
■サロ152形
153系の急行運用本格化に伴い、1961(昭和36)年に登場した優等車です。
側窓はピラー(柱)を介した2枚1組で構成され、下降式となったことで、外観は先に製造されたサロ153形から大きく変化しました。同形のスタイルは、後の急行形電車の優等車における標準タイプとなり、165系や455系などでも採用されました。
製品では、登場時の非冷房車と冷房改造車の2種を単品で用意します。
■サハシ153形
1961(昭和36)年に登場した形式で、車両の2/3が食堂、1/3が普通客室となっていました。食堂と客室の境部には客用ドアが、車端部には業務用ドアが設けられていました。
食堂部分は調理・販売カウンター側と通路側に分かれており、両側面の窓配置が大きく異なる点も特徴となっていました。(写真は通路側です。)
製品は登場時の姿をプロトタイプとし、単品で用意します。
先頭車2種類に加えて、中間車も6形式9種類を用意しています。
今からどの編成を組もうかと想像も膨らむのではないでしょうか。
次回のHO情報室も、どうぞお楽しみに!
[戻る]
[進む]
Copyright. 2009. TOMYTEC