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『EH500形』にニューアイテム登場!
今回は、先週発売いたしました『3次形・GPS付後期型』2種の
見どころをご紹介いたします。
2016.10.27.up

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 EH500形は、東北本線と津軽海峡線を直通できる機関車として開発され、現在は仙台総合鉄道部と門司機関区のいずれかに所属し、九州地区にも活躍の場を広げています。同機は、1997(平成9)年に試作機が登場して以来、マイナーチェンジが行われ、量産機は大きく姿の異なる1〜3次形に分類されます。中でも3次形は製造期間が長いこともあり、増備する過程で少しずつ改良が加えられ、さらに所属先ごとの仕様に合わせた改造による形状の差異も見られます。
 製品は3次形の中から、21〜62号機(門司機関区所属の45〜50号機を除く)をプロトタイプとし、スタンダードモデルとプレステージモデルを用意しています。
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 2エンドの屋根上をご覧ください。クーラー後方にあるコンプレッサー室上部のベンチレーターは当初、自然通風式の角形(写真左)を搭載していましたが、61・62号機を皮切りに強制排気式の大型タイプ(写真右)へ換装され、それ以前に製造された車両も順次交換されています。なお、67号機からは大型タイプで新製されるようになりました。
 製品ではそのような差異を捉えて、新規製作したパーツで再現しています。
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 プレステージモデルは、乗務員用ドアを始め各種手すりを金属製とすることでシャープな仕上がりとし、実車同様に車体の塗色に合わせて、乗務員用ドアの手すりも赤色とグレーで塗り分けています(写真左)。また、パンタグラフは、塗装を施した金属製パーツを使用してホーン部の赤色も再現するなど、全体の質感を高めています(写真右)。
製造時期や所属によってさまざまな形態がある「EH500形」。
新製品が加わり、ラインナップもさらに充実しました。
次回の情報室もお楽しみに!
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