TOMIX HO情報室
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ご好評いただいておりますED75形シリーズに
『700番代』が加わります!
今回はその製品特徴を工場最終試作品でご紹介いたします。
2018.05.24up

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※画像は工場最終試作品です
 ED75形は1963(昭和38)年に登場した交流電気機関車です。運用する地域や用途に合わせてさまざまなタイプが製造され、基本番代に加えて九州向けの300番代、北海道向けの500番代、奥羽・羽越本線用の700番代、20系特急形客車と高速貨物列車けん引用の1000番代などにグループが分けられ、トータルで302両を誇る大所帯となりました。
 今回、その中から新たに700番代を製品化いたします。スタンダードモデルはJR時代を再現し、Hゴムは黒色、プレステージモデルでは国鉄時代とし、Hゴムは灰色としています。いずれも「あけぼの」「ゆうづる」「日本海」「出羽」のヘッドマークが付属します。なお、これまで発売していた『ED75形』と『ED75形(プレステージモデル)』を『ED75-0形(後期型)』として同時にリニューアル新発売いたします。こちらもスタンダードモデルとプレステージモデルをラインナップし、共に国鉄時代を再現しています。ぜひこの機会にお求めください。
 700番代は、奥羽本線の秋田〜青森間の電化に伴い、1971(昭和46)年に登場したグループです。耐寒・耐雪構造の強化と塩害対策のため、基本番代では屋根上にあった機器類を機械室内に移しており、屋根上がすっきりしているのが特徴です。
 製品では、700番代特有の屋根上を実車に基づいて再現し、製品ごとの時代設定に合わせてJR仕様のスタンダードモデルのガイシは緑色、国鉄仕様のプレステージモデルは白色としています。
 
 700番代のパンタグラフは降雪耐性強化のため、空気上昇・バネ下降の下枠交差式のPS103形が搭載され、運転室内の扇風機設置による張り出しがあるため、位置が若干中央寄りとなっています。また、乗務員の乗務環境向上のため、1980(昭和55)年頃より運転台側窓のアルミサッシ化改造が開始されました。
 製品では、同番代の特徴であるPS103形のパンタグラフはもちろん、アルミサッシ化された側窓を再現しています。
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国鉄交流機関車の決定版として今も活躍するED75形。
貨物列車やブルートレイン、50系客車などにも相性抜群です。
次回もお楽しみに!

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