miniBORG45ED EMSのレポート (番外編:貴島様)

レポートは終了していますが、特別に頂戴いたしました。
せっかくなのでご紹介させていただきます。レポートとしてそのままご紹介出来ませんので、こちらで多少編集してあります。あらかじめご了承ください。

なお、今回のレポートはEMSセットではなく倒立像によるものです。ヘイリコイドも使わない非常にシンプルな構成になっています。

 


0時までかかって、とりあえずフィールドにでれるようにセッティングにいきまいした。
構成は45ED+E4300+Kowa20-60zoom 多分20倍でていない付近。

雲台につけると、超リアヘビー!うーんきついー。とまりませんでしたが、その画質というとEMS+E4500とくらべると月とスッポンくらい高画質です。ここまで写るか?というくらいでした。多分 4300と倒立の影響が大きいと思います。たぶんProminar4N,604EDを超えたかなって感じです。解像度は別として。

近距離は◎です。EMSの時はサギの画像のようにたまに、凄く良く写ってはいましたが、コンスタントではありませんでした。もうスコープの幕はり画像は見たくないですね。4Nでも勝てるかなって思います。


またスコープでは誰もが見切りをつけるダメ接眼(zoom20-60)ですが、さすが世界のKOWA。接眼単体では一応高級タイプに分類されるだけのことはありますね。一流です。もっとも45EDのすばらしさを120パーセント引き出せるような気がします。まだ1日しか鳥さんは撮影してませんが、ファーストインプです。


私は、変わり者なので4300のような、ちゃんと写るデジカメは自分仕様と思いませんので、現在は950の低画素でどこまでいけるか?チャレンジ中です。この先、45EDに30倍接眼つけてE4300,E885全域ケラレなしに持って行きたく思います(未確認ですが)

今回はヘリコイドも無くて良かったと思っています。なんせ直管ですがか、しなりませんよね。ラッキーでした。結構コンパクトに仕上がってますよ。


画像は鳥さんはE4300ですが、電柱はE950です。すべてレポートと同じレタなしシャープありです。
一度プロの判断聞かせてください。辛口で結構です。45EDだとまだまだですか?
距離は近いです、キビタキ、チュウシャクシギは最大ズーム XWアイピースだともっといいのですか?



貴島様の「勝手にレポート」を掲載させていただきました。
EMSもヘリコイドも無い”直管45ED”を上手く使いこなされていますね。文面を拝見する限りでは、ちょっと誉めすぎ?に思うのですが、新鮮な感動が伝わってくるように感じました。

”超リアヘビー”は、ミニボーグ鏡筒の後方に延長筒を繋いでバランスが悪くなったことを指しています。詳細をお伺いしたところ、そのままでは無く、バランスプレート(他社製)を使って問題なく撮影されているそうです。前側に延長筒を入れることも出来るのですが、そうするとドロチューブの動作が悪くなるので判断に迷います。けれども、バランスプレートを使えば両方解決出来ますね。

E950(ニコン クールピック迸ス950)はかなり古い機種です。作例でも目立つブルーミング(青い色収差のようなもの)が強く出てしまいますね。私もこのカメラで撮影したことがありますけれど、かなり厳しいように思いました。輝度差が小さい撮影ならば問題ないですから、使いこなしが要求されてきます。

”XW”と書かれているのは、ペンタックスのアイピースを指しています。見かけ視野70度、アイレリーフ20mmという理想的なスペックにSMCコーティング、もちろんきちんとした光学メーカーが発売している高級アイピースですから、万全と言えるでしょう。唯一問題はお値段かも知れませんね。
ヘビーユーザーさんはこのアイピースを多様したり、改造するなどの使いこなしをしている様です。でも、高級なアイピースを改造するのはちょっと躊躇しますね。

今回のお写真でも、コーワ製ズームアイピースをお使いです。やっぱりこのアイピースは性能が良さそうです。

 

(梶)

初回レポート  第2回レポート  最終レポート  番外レポート
ページトップへ戻る