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富士急行キハ58形は、富士急行が国鉄キハ58系に準じて製作した急行用気動車で急行「かわぐち」として活躍、急行「アルプス」と併結して新宿まで乗り入れていました。
製品では両運転台のキハ58003と、片運転台の58001を再現しています。 |
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【キハ58003】 |
最後に増備されたキハ58003は片運転台のキハ58001、キハ58002どちらとも連結して運用できるように両運転台となっており、キハ58系列のなかでもひときわユニークな外観を持って登場しました。 |
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両運転台が特徴のキハ58003 |
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両運転台としながら片運転台車と定員を合わせるためトイレ・洗面所が廃止され、さらにスペース確保のため、標準的なキハ58に比べて乗客用ドアの幅が狭くなっています。
また、2エンド側のドア脇をボックスシートとするため、戸袋窓が大きくなっています。 |
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キハ58003 2エンド側 |
標準的なキハ58のドアと戸袋 |
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【キハ58001】 |
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一方のキハ58001は、国鉄形キハ58形非冷房車と変らない外観を持っていました。 |
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タイフォンはスリット形を新規製作、ジャンパ栓は冷房関係のないものを採用し、冷房車との違いを細部まで的確に表現しています。 |
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キハ58001 |
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キハ58-400冷房車 |
妻面は配管箱がある冷房車に対して、両方に窓がある非冷房の姿を的確に再現しています。 |
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