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ここでは、新製品として皆さんの目に触れる前の段階の、製品化の進行状況をお知らせしていきます。 ラインナップや基本的な仕様だけでなく、企画担当者の車両に対する思いや細かいディティール表現など、 こだわりポイントを可能な限りお見せしていきたいと思っています。
ページ構成は快適に見ていただけるようにシンプルに、内容は限りなく詳細にお届けしていきます。
これからもHO情報室をよろしくお願いします。

Vol.1 先頭車クハ481の見所!!
クハの見どころの一つ、前頭部MG点検蓋付近のディティール。この辺りは車体裾のカーブと前面 カーブが交差する部分なので、見た目よりかなり複雑な面構成になっています。
シリーズ全体の「顔」の印象を決める大切な部分なので、設計図面だけでなく、放電マスター(金型を彫るための原型)で、徹底的な形状確認をした上で金型製作を行いました。
ルーバーやボルト1本1本の表現も手を抜くことなく模型化しています。立体的に仕上がっているタイフォンや乗務員扉の把手部分(鍵穴までつけちゃいました!)にもご注目。

ところで、前面と側面のパーテーションライン(金型の接合部)・・・気になりますよね。ファーストショットでは各金型個々の出来を見ることが第一の目的なので、金型同士の整合性がきっちりと取れずこんな風になってしまいます。これから一生懸命修正しますので本製品をお楽しみに!
側面写真
正面写真 前面に並ぶタイフォン・ヘッドライト・テールライト。実車ではこれらの部品の取り付け穴は、前面 カーブ面に対して垂直に開けられているため、真正面から見ると厳密には微妙な楕円に見えることになります(実車を真正面 から見る機会って意外とありませんけどね・・・。だめですよ!確認しようとして線路に降りたりしちゃ。)。今回の製品ではこんな細かい部分にもこだわって金型の設計・製作を行っています!もちろん485系特有の美しいボディ断面 カーブラインも的確に再現!
ちなみに運転室上部の前照灯は部品が間に合いませんでした。忘れているわけではないのでご安心を・・・。

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