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2010.10.28up
 24系24形は、冷暖房や照明などのサービス電源を、14系で採用された「分散電源方式」から「集中電源方式」に改めて、1973(昭和48)年に登場した特急寝台客車です。
防火対策を施した以外は側窓を始めとした車体形状、3段式のB寝台など、14系の仕様が踏襲され、B寝台車のオハネフ24・オハネ24形、A寝台車のオロネ24形、食堂車のオシ24形の他、電源車のマヤ24形の5形式118両が新製されました。
さらに1974(昭和49)年には、本格的な荷物室を設けた電源車のカニ24形が登場しました。
1976(昭和51)年以降の東北方面の寝台特急では、白帯の24形客車にステンレス帯のカニ24形という組み合わせがよく見られました。
なお、マヤ24形は登場翌年に、業務用室を荷物室へ変更してカヤ24形へと改められ、B寝台車はサービスの改善を目的として、1982(昭和57)年から翌年にかけて2段化改造が行われました。
製品は、国鉄時代の24系24形をプロトタイプとし、オハネフ24形、オハネ24形を2両、カニ24形0番代(後期型)を加えた4両セットと、単品でオハネフ24形、オハネ24形、オロネ24形をラインナップいたします。
トミックスHO客車シリーズでは初となる電源車、カニ24形0番代のファーストショットです。
後期型をプロトタイプとして、マイクロスカートの無い非貫通形の妻面やトレインマーク周りのステンレス帯を模したモールドなど、同形の特徴を的確に再現いたします。
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次回も『国鉄24系24形特急寝台客車』をお届けする予定です。
どうぞお楽しみに!
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