お待たせしました!
2004年度製品化の第1弾は、115
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系(旧新潟色)です。
今回は、その実車の概要を見てみましょう!
ご好評いただいている115
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系シリーズですが、湘南色、長野色に続き、「旧新潟色」がラインナップに加わります。 従来の115系に耐寒耐雪構造強化や、シートピッチの拡大が図られ、側窓の窓割りが大きく変更された115
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系は、1977(昭和52)年より新潟や長野、高崎地区を中心に配属され、東北・高崎線上野口をはじめ、多くの路線で活躍してきました。
新潟地区に配置された同系は、国鉄末期の1986(昭和61)年より、それまでの湘南色から雪をイメージした、白に近いクリーム色をベースに、窓周りと車体裾部には日本海をイメージした青色の帯を、そして窓下部には雪椿とチューリップをイメージした赤色の帯を身にまとい、ひと足先に登場していた115
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系身延色と共に地域カラーの草分け的存在として、注目を浴びました。
旧新潟色は、青色の面積が大きく、赤帯の太い試験色や、正面の青帯が1本で、正面幕の周りが白い塗り分けが施された車両など、試行錯誤の結果、写真のような正面の青帯が3本の塗り分けに落ち着きました。新潟地区は勿論ですが、東京近郊では高崎まで足を延ばしていましたので、担当者も身近に感じた存在でした。
この「旧新潟色」は、1993(平成5)年度以降、緑系の帯を配した新塗色に順次塗り替えが進められ、現在は見ることができません。
※製品は、旧新潟色が全盛の頃の冷房準備車をプロトタイプとする予定です。
いよいよ2004年度のHO情報室が始動しました。
春は出会いの季節です。皆様には新製品との出会いも楽しみでしょう?
次回も製品化予定第2弾をお届けする予定です。
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