大変お待たせいたしました。新製品のミニボーグ60を使ってデジボーグによるテスト撮影を行いました。 ミニボーグとしては最大口径、通常の金属鏡筒シリーズの50EDより大きなレンズに期待が出来ます。既にトピックスでもお伝えしているように、天体の観察にはよい結果が出ています。 さて、デジボーグでは如何に?
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使ってみた感想
それから、ミニボーグ60は焦点距離が325mmありますので、倍率や合成焦点距離が長いため、余計に色収差が目立ってきます。本当はもうちょっと倍率を下げて使う方がいいと思いました。LV20とかかな? EDタイプは品薄で入手が難しく価格も高いので、アクロマートレンズはリーズナブルな選択肢としてはいい線でしょう。45EDとの価格差は¥7000ほどありますが、口径が大きいアドバンテージがあります。どれにするか選ぶときには迷いそうですね。 一般論になりますが、口径が大きい方が速いシャッター速度が使えます。 全く話が変わりますが、他の望遠鏡と一緒に天体を見る機会がありました。弊社の77アクロマート、某社の102アクロマートとミニボーグ60を使って月を観望したのですが、ちょっとびっくりしました。なぜミニボーグ60は良く見えるのだろうか?小さくて華奢なボディーにギリギリの寸法で納めたレンズ、どう考えてもあまり良くないのでは、、、。
2004/02/10 |