45ED 機材と実写

私のミニボーグ45EDデジボーグシステム

機材の構成は添付機材の写真のとおりです。
ボーグは通常のフィールドスコープ、望遠鏡と比較して自由度が高く、色々と遊べるのが魅力的ですね。

 ・スコープ  45ED
・接眼レンズ  ニコンフィールドスコープ用MC20
・カメラ   キヤノンA80
・ビクセンアウトレットバローレンズ(2倍)
・自作バランスプレート、自作レリーズ他

 

プリズムを使用しないシンプルな倒立システムです。
  カメラもついでに逆さまに取り付け、これで画像処理で正立に戻さなくて済みます。
   
ピントはドローチューブを抜き差しするだけです。(ヘリコイドは使っていません)
  少々使い辛いですが、カメラのAFでなんとかうまく合焦します。
   
一般のフィールドスコープと比較して焦点距離が短いため、どうしても低倍率での
  使用となってしまうのが不満で、2倍バローレンズを組み込みました。
このレンズV社アウトレットレンズで、価格はなんと千数百円です。バローレンズを使用すると画質が劣化するイメージがあるみたいですが、N社製もK社製もフィールドスコープの中には組み込まれているようです。
肝心の画像ですが劣化は余り感じられません。かえって中央部の解像は良くなったように思います。
   
接眼レンズはフィールドスコープ用(ニコンMC20)を改造し、ボーグのプラスチック
  延長筒にねじ込んで使用しています。ニコンの接眼レンズは像の平坦性が高いと思います。
   
カメラはキヤノンA80です。やはりバリアングルモニタは便利です。 
   倒立システムには必須ではないでしょうか。

 

実写画像

写真はいずれもノートリ、ノーレタ Resizeによりシャープ3処理にて縮小しております。

2004/11/18 下津様より


下津様より、機材のご紹介と実写データを頂戴いたしました。

45EDを使った倒立像で、バローレンズとニコンのアイピースを組み合わせてお使いです。珍しい機材構成として注目ですね。

機材には照準器(スカイサーファー)を搭載しています。
また、カメラも逆さまに取り付けてあって、後からパソコンを使って像を正立に戻す必要のない工夫も見逃せません。(ただし、撮影はあくまでも倒立像です。お間違いの無いようにお願いいたします。)

対物レンズのフードには、カメラ用のラバーフード?が付いています。衝突への対策にもなるので、細かい配慮がよく分かります。

余談ですが、ミニボーグのフードはM57のネジで接続されています。ですから、フードを延長するには延長筒が使えますよ。長いフードは画質向上にも寄与しますので、是非ロングフードを試してみてください。

(梶)

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