RYOGA(45ED+E-100RS)

先ずは、システム全体の画像。
完全手持ち仕様なので三脚座は付いていませんが、必要な時に取り付けのできるバランスプレートは作ってあります。

 

鏡筒の対物側部分

45ED対物レンズ
M57/60延長筒=130mm分
M57→M42P1AD【7523】
M42ヘリコイドL【7841】
M42P1→M57/60AD【7524】
M57/60延長筒S【7602】(プリズムBOX側に固定)
自作プリズムBOX(ビクセン社の2種ポロプリズム使用)
バーローレンズ(プリズムBOX内に組み込み)
*対物レンズ部分に付いているのは、自作スポットファインダー


鏡筒のカメラ側部分

塩ビパイプを介して、オリンパス社コンバージョンレンズアダプター(CLA-1)
ステップアップリング 43→46&46→52
ケンコークローズアップレンズ?5(52mm)
ケンコーOMリング♂
ステップアップリング 49→52
ケンコークローズアップレンズ?5(49mm)
自作接続アダプター(メタル製フード使用)

下部に見えるのがオプションのバランスプレート

手持ちでの運用を前提に設計していますので、筒先が軽くなる様ミニボーグ鏡筒は使わず、延長筒に置き換えています。プリズムBOX形状やヘリコイドも出来る限り重心が手前になる様にしています。

 スコープ総重量=接眼部分込みで800g強。(E-100RSとの組合せで約1.5kg)
倍率=約6倍(E-100RSとの組合せで35mm換算2,200mm強)


スポットファインダー

筒先の重量を増加させない様、電源部分はセパレート。
塩ビパイプを利用したバンドで鏡筒に固定。
反射板は1mm厚の透明アクリル板調整はバンド部分での回転、反射板基部の回転、ベース部分の仰角調整(反射板手前の長ビス)で行います。


単三充電池2本で駆動するLEDの中では、最高クラスに近い明るさの物を使っています。
一日中点けっ放しにしていても、一週間くらいは持ちます。


ファインダーを覗いた時に視度差が少なくなる様に、対物レンズ近く、自然と左眼の正面に見える位置にセットします。


蛇足
非常に軽量コンパクトに仕上がったので、フィールドに出る時は、このウェストバッグ一つで全ての物が持ち出せます。この気軽さは手持ち専用機ならではです。

以上が私の45EDシステムです。


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From kazn
Mail to kazn@kazn.net

K's Factory kaznの我楽苦多工房
http://www2.odn.ne.jp/k-factory/index.html

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2005/04 中野様より


RYOGA という名称を与えられたシステムをご紹介いただきました。
別のページでもユーザーの方から頂戴したご投稿を掲載しておりますが、製作者ご自身からの貴重なご紹介です。

秒間15コマという超高速連射カメラとミニボーグ45EDの組合せは、非常に軽量で機動力に優れていますね。全重量が1.5kgしかないですから、一眼レフ用機材と比べてビックリするほど軽いことが分かります。

自作のスポットファインダーも格好良くて実に使いやすそうです。

(梶)

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