1.4倍テレコンバーターDG【7214】使用レポート
2月20日発売予定の1.4倍テレコンバーター【7214】のテスト撮影に行ってきました。ちょうど満月ということもあり、月と風景をテーマに東京タワーに行ってきました。実は最近の東京タワーはとても面白い観光スポットになっていて、特に目的がなく行っても必ず楽しめるおいしいところになっています。昔の垢抜けないイメージをお持ちの方は一度訪れる事をお勧めします。そのうち「中川昇、東京タワーを昇る」コーナーでも作りましょうか。今回は本題から逸れますので、作例画像をご紹介しながら、使用感を述べてみたいと思います。
60ED+7214+EOS20D 2006年2月11日

解像力の高さ、歪みの少なさ、像の平坦さ、どれもとっても
一級品です。これなら高価な望遠レンズは不要と思います。

60ED+7214+EOS20D
周辺でも像質は全く変わりません。60EDとの相性の良さは
想像以上です。青ニジミも目立ちません。

60ED+7214+EOS20D

切れが良くピントもあわせやすいです。
アイピースを通して高倍率にしても像は破綻しません。

テスト撮影の様子
東麻布近辺は大使館も多く、国際色豊かです。

ダイヤモンド富士

2006年2月12日 60ED+7214+EOS20D 二子玉川駅にて 

ゴーストが出ません。ダイヤモンドリング撮影の
予行演習になりました。3月の皆既日食の必需品です。
60ED+7214+EOS20D
前日がベストでした。この日は凄い強風が吹き荒れ、何と手持ち撮影です。
60ED+7214+EOS20D
山頂には雪煙が上がっています。駅には数人狙っている人がいました。
ダイヤモンド富士の詳細な情報はこちらから
60ED+7214+EOS20D
ダイヤモンド富士の撮影の後、また東京タワーへ。
時間が遅すぎて、東京タワーはライトアップもむなしく
ご覧の通りのありさまでした。月と東京タワーの両方が
適正露出になる時間は本当にわずかです。


数字は焦点距離を表します。45EDと組み合わせるなら300、60EDなら
350、77EDなら500、101EDなら640の数字に合わせると最適な性能が
発揮できる仕組みです。他社製の屈折望遠鏡にも適合しますので、特に
一眼デジカメとの組み合わせで威力を発揮します。カメラマウントホルダー
M【7000】とカメラマウント各社用があればOKです。接眼部はM57接続。
金属鏡筒に装着した1.4倍テレコンバーターDG【7214】

ヘリコイドM+1.4倍テレコンバーターDG【7214】+カメラマウントホルダーM【7000】
+カメラマウントEOS用【5005】+EOS10Dボデー


1.4倍テレコンバーターDG【7214】を併用したときの焦点距離

45EDの場合:f420ミリF9.3
60EDの場合:f490ミリF8.2
77EDの場合:f700ミリF9.1
101EDの場合:f896ミリF9.0


※APSサイズの一眼レフカメラと併用の場合は
さらに約1.5~1.6倍相当の望遠レンズとなります。




今後は他の対物レンズとも試してみたいと思います。また、 製品の詳細も近々ご紹介する予定です。ご期待ください。
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